ドイツ映画「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」を試写会で観た。

ドイツで一番の平均的な村ボラースドルフの幼稚園児たち6人が、クアッチ・ギャング団(団長はハナグマのクアッチ)を結成!

大好きなおじいちゃんとおばあちゃんたちが、老人ホームに入れられちゃって救出作戦を開始する!!


満足度 評価】:★★★★☆

爆笑の連続で、子供もハナグマも可愛いし、映画は驚きの宝庫

子供の発想をそのまま映像化した感があって、その豊かな発想力に頭の柔軟体操になった。


「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」予告編 動画

(原題:Quatsch und die Nasenbarbande/英題:FIDDLESTICKS)




キャスト&スタッフ


出演者

ファビアン・ブッシュ…(「帰ってきたヒトラー」など)

〇ベンノ・フユルマン

〇アレクサンダー・シェーア

〇ウド・シェンク

〇ロルフ・ツアハー

監督・脚本・製作

〇ファイト・ヘルマー

2014年製作 ドイツ映画


世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方

あらすじ


ドイツで最も平均的な村ボラースドルフで暮らす6人の幼稚園児たち。

彼らは、クアッチ・ギャング団(団長はハナグマのクアッチ)を結成!

日々、好奇心と探求心のおもむくままに行動している(大人はそれをイタズラという)

ある時、クアッチ・ギャング団のおじいちゃんとおばあちゃんたちが、老人ホームに入れられてしまうという事態が発生!

クアッチ・ギャング団は、おじいちゃん、おばあちゃんの救出作戦を決行する!!

世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方2

感想(ネタバレあり)


ドイツの最も平均的な村で結成されたクアッチ・ギャング団


日本で、何か新製品が発売される時、まず広島から発売されるという話を聞いたことがある。

なぜかといえば、広島市の人口統計が、まるで日本の縮図のようだからだとか。

広島は、「日本で最も平均的な都市」と言える。

それに、東京や大阪のような大都市から適度に距離が離れているため、その影響を受けにくいという理由もあるらしい。

なので、まず広島で販売をして、消費者の反応を見てから大都市で販売するのだそう。

この映画の舞台のボラースドルフ村は、ドイツの「最も平均的な村」。

村人は平均的であることに喜び、自ら積極的にモニターになって生活していた。

そんな村で結成されたのが、幼稚園児6人組による「クアッチ・ギャング団」。

リーダーはハナグマのクアッチ。

彼らは、町のモットーである「平均的であること」を嫌い、自由な発想と好奇心、探求心のおもむくままに行動していた(大人はそれをイタズラと呼ぶ(笑))。


世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方3

おじいちゃん、おばあちゃん救出作戦!!


そんなクアッチ団に重大な事件が起きてしまう。

彼らの大好きなおじいちゃん、おばあちゃんたちが、老人ホームに入れられてしまったのだ。

彼らの自由な発想を支持してくれたおじいちゃん、おばあちゃんたちがいなくなってしまい、クアッチ団は大混乱。

老人ホームから彼らを救出する作戦に出た。

ここからが大爆笑!

さすがクアッチ団。

彼らの発想が奇想天外でハチャメチャ、天真爛漫で自由闊達!!

あっという間に村をめちゃくちゃにしてしまう(笑)

彼らが描く素晴らしい村の姿を観ていると、本当に子供たちの発想は豊で、アイデアの宝庫だなぁと思った。

そして、毎朝、焼き立てのパンとか、搾りたての牛乳が家に届けられるシステムを観ていると、これはちょっとやり過ぎだけど、こういうシステムがあってもいいなと思えてくるから不思議。


世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方4

決められた枠を飛び出して生きるのも良い!!


この物語から伝わってくるのは、「決められた枠にはまって生きている大人たち」への皮肉。

以前から薄々思ってはいたけど、日本人は、常識や平均的な枠にはまって生きることが好きな国民だと分かっているけど、ドイツも日本に近いんだなぁと確信した。

そんな「平均的な生き方」なんてつまらないから、その枠から思い切り飛び出しちゃおうぜぇ~!!という監督の思いが伝わてくる。

日本でも、愛媛にポンジュースの蛇口があるように、ボラースドルフにはイチゴミルクの蛇口があっても良い!!

そういう柔軟な発想はドンドン生活の中に取り入れていこうぜぇという思い。

パンクに生きる人もいれば、宗教をはまって生きる人もいる。

いろんな人がいて良いじゃないか。

みんなが横並びである必要はない!!

そんな思いを感じる映画だったし、私もその思いには深く同意する作品だった。

子供たちの自由は発想を見習って、もっと柔軟性のある生き方をしたいよね。

世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方5

お年寄りと子供が幸せな国は、国民が幸せな国


そして、強く思うのは、子供とお年寄りが幸せな国は本当に幸せな国だということ。

子供笑い声は、世界を幸せにする音。

だから、彼らの笑い声が聞こえる町や村は幸せな場所ということ。

この映画に溢れるポジティブマインドが、観ている人たちを幸せにしてくれる映画だった。

すごく笑ったし、楽しかった。

最近、笑うことを忘れてしまった人は、是非観て欲しい作品。

子供たちの笑顔を観ていたら、きっと忘れてしまった笑顔も取り戻すはず。





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