吉行和子主演の映画「人生、いろどり」をWOWOWで観た。

徳島県にある過疎の村が、刺身や懐石料理の妻に使う「葉っぱ」を売るビジネスで成功し、再生していく話。

【満足度 評価】:★★★★☆

面白かったなぁ。おばあちゃんたちががんばっている姿を観て、「私もがんばろうかな」と素直に思える作品だった。

人生は短い。文句を言っている時間があったら、行動した方が良い。本当にそう思う。


「人生、いろどり」予告編 動画





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あらすじ


徳島県上勝町は、山奥にある過疎の町。

住んでいるのは、お年寄りばかり。

町の主要産物であるミカンの不作が続き、代わりに農作業をするもなかなか売れず、その日暮らしの生活を送る毎日。

そんな中、夫の輝雄(藤竜也)と息子夫婦の4人暮らしをしている薫(吉行和子)は、友達の花恵(富司純子)と共に、農協の若者(平岡祐太)にススメられて、山に生えている木の葉っぱを、懐石料理や刺身のつまものとして売るビジネスを始めることに。

しかし、思っていたようには売れず、輝雄は山を売ると言いだし…。

人生いろどり


感想(ネタバレあり) おばあちゃんたちが元気になって、町が再生した本当の話


いや~、良い映画だったなぁ。

おばあちゃんたちが笑顔になって、町も再生する

毎日忙しいから、ボケている暇がない(笑)

これが、実際にあったビジネスの成功話を元にしているっていうのが良い。

この映画の主人公である薫ちゃん(吉行和子)は、ちょうど母と同世代で、物語の初めの頃の彼女のぼやきと、私の母のぼやきのシンクロ率が高くてビックリ(笑)

ちょっと身につまされるような、耳に痛いような映画だった。

でも、彼女たちの生活を観ていて思ったのは、「幸せな人はぼやかない」っていうこと。

母が毎日のように私にぼやくのは、歳のせいだと私は勝手に思っていたんだけど、日常生活に満たされていないからぼやくんだよね。

旦那も、息子も話を聞いてくれない。

誰にも相手にされていないと思い、次第にぼやきも増えていく。

人生いろどり2


田舎では普通にあることが、都会では貴重な財産になる


そんな彼女たちだったけど、「つまもの」の「葉っぱ」を売ることで、思わぬビジネスが成功していく。

これは、初めに「葉っぱを売りましょう」と言った農協さん(平岡祐太)のお手柄だった。

実際、都会には何でもあるように思われているけど、実は何も無いことを田舎の人は知らない。

都会には、おいしい水も、新鮮な野菜も、魚も、肉もないから、わざわざ田舎から取り寄せて買っている。

そのうち、田舎の新鮮な空気でさえも良いビジネスになるんじゃないかと思う。

つまり、田舎の人たちが当たり前だと思っていることが、都会の人にはとても貴重な財産なのだ。

この映画の中で、すごく素敵だなと思うのは、若い農協さんがそのことに気付いて、ビジネスを始めた時に、「私、やります!」と言った薫ちゃんや、花恵ちゃんがいて、最初は売れなくても、それを辛抱強く続けたこと。

そして少しずつ、ぼやきおばあちゃんの顔に笑顔が戻っていったこと。

人生いろどり3

本人たちがワクワクしているから、ビジネスが成功する


薫ちゃんが、なぜ、葉っぱビジネスを続けようと思ったのか。

「葉っぱを売るって決めた時に、ワクワクしたんです。私は、そんな気持ちになったのはすごく久しぶりなんです」

と、薫ちゃんは映画の中で語っている。

これは、ビジネスにすごく大切な要素だと思っている。

物を売っている人が、「これはすごく良い!すごく楽しい!!」と思えないものは、誰も買ってくれない。

そのビジネスをしている人が、ワクワクして、楽しんでいるからこそ、周りに人が寄ってくる

すごく小さな田舎町でこの「葉っぱ」ビジネスが成功したのは、「田舎にある当たり前の貴重さ」に気付いた農協さんの千里眼もあるけど、それを「楽しい!嬉しい!がんばろう!」って心から思って参加している薫ちゃんや花恵ちゃんのような、おばあちゃんたちがいたからだと、この映画は教えてくれる。

人生いろどり4

おばあちゃんたちの根気は誰にも負けない武器だった


そうは言っても、ビジネスを始めた頃の、売れないものをひたすら売り続ける根気は、大変なものだと思う。

しかし、そもそも彼女たちには売れないものを長年売り続けてきた苦労の積み重ねがあった


それが幸いしたのか、2~3年の苦労なんて、痛くも痒くもないんだろう。
(実際は、2~3年なんてものじゃなかったらしい)

だからこそ、売れなかったものが売れるというありがたさ、素晴らしさ、喜びを知っている

そして、買ってくれた人に感謝して、もっといいものを売ろうと努力をし、次のステップへと進んでいける。

人生いろどり6

過疎の村の再生についてのモデルケースに


映画の最後には、この上勝町の売り上げは、現在、年商2億円のビジネスになっているという説明があった。

このビジネスに参加したいという若者たちが増え、結婚する人たちもいる。

そうして、徳島で一番の過疎の町だった田舎町は、活気のある町へと変わっていった

これは、日本全国に広がる過疎の町にとって、夢のようなビジネスモデルなんだろうと思う。

そう思うなら、「こんな田舎町には、何にもないし」と愚痴っている時間があるなら、「身の周りにある当たり前のもの」を見直してみたらいいんじゃないかと思う。

今までゴミだと思っていたものが、実は金の卵なのかもしれない。



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