とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:岡田准一



岡田准一主演の日本映画「来る」を映画館で観た。

第22回 日本ホラー小説大賞を受賞した「ぼぎわんが、来る」を映画化したホラー映画。


満足度 評価】:★★★★☆

「ヘレディタリー」の後に観てしまうと、どうしてもアメリカとの差を感じてしまう作品。

つまらなくはなかったけど、話は散らかってるし、ディテールも詰めも甘い。

怖くはないけど、やたらと血が吹き出るホラーだった。

俳優の個性は楽しめた。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『来る』予告編 動画




更新履歴・公開、販売情報

・2018年12月10日 映画館にて鑑賞。

・2018年12月19日 感想を掲載。

・2019年10月13日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD販売中。詳しい作品情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
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キャスト&スタッフ


出演者



〇小松菜奈
…(「沈黙-サイレンス-」、「バクマン。」など)

〇松たか子



〇柴田理恵

〇伊集院光

〇太賀

〇志田愛珠

〇蜷川みほ

〇石田えり


監督

〇中島哲也


2018年製作 日本映画



映画「来る」



あらすじ


田原秀樹(妻夫木聡)は、恋人の香奈(黒木華)と結婚してから2年が経った頃、自身の周りで怪奇現象ばかりが起きることに頭を悩ませていた。

そのため、友人の文化人類学者の津田大吾(青木崇高)に相談したところ、津田からオカルト記事が専門のジャーナリスト野崎(岡田准一)を紹介される。

野崎は、そんな田原の自宅にキャバ嬢の比嘉真琴(小松菜奈)を連れてくる。

真琴は、霊媒師のようなこともできるのだという。

しかし、真琴が田原の家に入ったところ「真琴の手には負えないモノがいる」と言い、真琴は姉で霊媒師の琴子(松たか子)に助けを求めるのだが…。



映画「来る」



感想(ネタばれあり)


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に書いたものをご紹介します。


来る (2018)


★★★ [60点]「これはホラーではない?」


んーー。

決してつまらなくはなかったけど。

んーー。

これはなんとも…。



ある一家に、恐怖の出来事ばかりが降りかかり…というホラー映画。



個人的に、降霊ものとか、除霊ものとか、欧米でいえば「エクソシスト」系の悪魔祓いものとかが割と好きで。

だから、この映画も途中までは、かなり乗り気で観てた。

けど、なんだろう…。

話は散らかりすぎだし、ディテールも詰めも甘い



あんまり、他のものと比べるのは好きではないけど、「ヘレディタリー 継承」を観た後にこれを観ると、アメリカと日本のレベルの差が歴然で

画面いっぱいに血がバンバン吹き出しても怖くない私としては、ホラー映画を観たはずなのに、全く怖い思いをしないまま映画が終了してしまった映画だった。



でも、その中でも個性的なキャラたちは好きだった。

柴田理恵と松たか子の霊媒師とか、薄っぺらな妻夫木くんとか。

でも、薄っぺらいなら、薄っぺらいなりに、なぜ薄っぺらいのかを、もっと突き詰めてくれたら
もっと怖かったんじゃないかと思う。




Posted by pharmacy_toe on 2018/12/14 with ぴあ映画生活




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岡田准一主演の映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」をWOWOWで観た。

読書の自由を奪われた世の中から本を守る活動を続ける図書隊の戦いを描く続編。

満足度 評価】:★★☆☆☆

前作の「図書館戦争」に続き、まるでついていけない続編…。

とても退屈だった…。


出演岡田准一、榮倉奈々、松坂桃李、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、橋本じゅん、栗山千明、石坂浩二

監督:佐藤信介 2015年製作 日本映画

「図書館戦争 THE LAST MISSION」予告編 動画





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〇 前作「図書館戦争」観ました!!

映画の感想はこちらから →「図書館戦争」読書の自由を奪われた世の中。本を守るために戦う図書館員たちの人間模様を描く。岡田准一主演映画【感想】

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あらすじ


本を守る図書館員の中でも、最前線を守るタスクフォースの笠原郁(榮倉奈々)は、堂上教官(岡田准一)の元、その後もメディア良化委員会による理不尽な検閲から本を守る活動を続けていた。

ある時、笠原の元に、同僚の手塚光(福士蒼汰)の兄・手塚慧(松坂桃李)から連絡が入り、是非、会って話をしたいという。

文部科学省の役人だという慧は、笠原を説き伏せてメディア良化委員の仲間へ引き入れようとしていた。

それを察知した堂上が笠原を助けに行き、その場は落着するが、その後、彼らに茨城へ出張する任務が決まる…。

図書館戦争theLastmission


感想(ネタバレあり) 本屋がなくなっても大して困らないご時世


これは、前作の「図書館戦争」を見た時の感想にも書いたけど、この映画は、図書館を舞台に「読書の自由を守る」図書隊のメンバーたちについて書かれた映画にも関わらず、読書の素晴らしさについては一つも触れていない。

それは非常にもったいないことだと思う。

現在、日本では(日本に限らず恐らく世界中で)読書離れが急速に進んでいると言われている。

多くの町から「本屋さん」が消えていき、一年の中でマンガ、小説を合わせて、一冊も本を買わないという人が急激に増えている。

そんな時代の中、この映画は「人々の読書の自由を守るための戦い」を描いている。

しかし、人々が本を読まないのなら、本や図書館を守る必要がない。

だから、いきなり「本を守るんだ」と言われても、「別に大して困らないんじゃない?」とすら思ってしまう。


図書館戦争theLastmission3

本は端末にダウンロードして読む時代なのに…


さらに、この続編は2015年に製作された作品である。

もちろん、原作はもっと前に書かれた作品だから仕方がないと思う面もあるけれど、今や小説は紙の本を読む時代ではない。

個々人がkindleやiPhoneなどの端末にダウンロードした書籍を読む時代。

もしも、自分がすでに購入してダウンロードしてしまった作品が閲覧禁止に指定された場合はどうなるんだろうか…。

国民全員の自宅にメディア良化委員会のメンバーが各個人の家に押しかけない限り、誰でも読めてしまうのでは??と思ってしまう。


図書館戦争theLastmission2

「本屋がなくなったら困る」というのが大前提の話


この映画で、私が問題だと思うのは、そういう日本の現在の時代背景とか、世の中の流れを一切無視して、この映画が作られているということ。

自分のリアルな生活に一切リンクしてこない。

この映画で描かれているのは、「図書館員」 VS 「メディア良化委員会」であって、一般人はほとんど関わってこない。

もしも、私がこの時代の人間だったとして、既に買って家にある本が閲覧禁止になりました。

そしたら、私はどうなるんだろう。

家にメディア良化委員会のメンバーが押しかけてくるんだろうか。

もしもそうなら、どうやって、私が買ったって知るんだろうか…。

そういう背景を一切省いて描かれているので、映画を観ている私の身の置き場がない。

国民は、どういう状況にいて、どういう立場にいるから、図書館員はヒーローなんだと描いてくれないと、「なにやらどうでも良いことで勝手に戦争をしている」風に見えてしまう。

原作者や監督、制作側にとっては、「みんなが本が大好き」だから、「本を読めないと困る」ことが大前提で描いているかもしれないが、実際は本屋がなくなったって、実生活にそんなに支障はない。

むしろ、政府が本を規制するようになる時代が問題なわけだけど、本を規制したら何が起こって、どんなことが問題になるのかについて一切語ろうとしない。

そうなると、残念ながら物語に説得力を感じない。


図書館戦争4

戦闘シーンが人のサバイバルゲームに見えてしまうワケ


さらに言ってしまうと、戦闘シーンが迫力あるとか話題にしているようだけど、私が観た感じでは、戦争というより、サバイバルゲームに見えてしまう。

どんだけ弾丸を打ち込んでもなかなか人が死なないし、戦闘状態にあっても、みんな綺麗な顔をしている。

どうにも本気度が感じられない。

本気で戦争だというのなら、もっと痛いシーンを見せてくれないと、うまいこと逃げたもん勝ちのサバイバルゲームに見える。

このリアリティのなさも、残念だったことの1つ。


図書館戦争theLastmission4

個人的にカモミールの話に食いついた


前作の「図書館戦争」を観た時に、うーーーん。これは苦手だなぁと思ったにも関わらず、続編の方が評価が高いようだし、もしかしたら面白いのかもしれないと思って観てみたら、続編もまるでダメだった。

きっと相性が合わないとかもあるんだろうけど、かなり残念だった。

ちなみに、私がこの映画の中で一番気に入ったのは「カミツレ」だった。

「カミツレ」とは、日本古来の名前で一般的には「カモミール」として知られている。

最初「カミツレ」でピンと来なかったけど、実物が出てきて、笠原が「カミツレの美味しいお茶が飲めるお店があるんです」の一言で「カモミール」ことだと分かった。

この映画によれば、「カモミール」のアロマは安眠に良いらしいので眠れない人は使ってみるといいかもしれない。



図書館戦争thelastmission6



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岡田准一主演の映画「図書館戦争」をWOWOWで観た。

本を読む自由を奪われた世界で、本を守る図書館員たちの戦いを描くアクションラブストーリー。

満足度 評価】:★★☆☆☆(2.5)

うーーーん。評判が良かったので、割と楽しみにして観たのに、楽しいところがなかった…。

本を守るのは結構だけど、「なぜ本を守らなければいけないのか」という根本的な理由が見えず、これだったら別に図書館なんてなくなってもいいんじゃなのと思える作品だった。


出演岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、鈴木一真、橋本じゅん、栗山千明、石坂浩二

監督:佐藤信介 2013年製作 日本映画

「図書館戦争」予告編 動画





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あらすじ


本に対する規制が厳しくなり、自由に本を読めなくなった時代。

図書館は規制された本を資料として保管する権利や、世の中かから消えていく本を守る権利が許されていた。

笠原郁(榮倉奈々)は、高校生の頃に自分が大好きな本を政府から図書館員が守ってくれたことがきっかけで、図書館で働き始めることに。

しかしそこでは、上司である堂上教官(岡田准一)の厳しい訓練に耐えなければならない日々が待っていた…。


図書館戦争

感想(ネタバレあり) 本を自由に読めない世の中…


もしも、政府によって本を読む自由が規制されることになったら…。

町から本屋がなくなり、規制された本は図書館に保存されるようになる…。

この物語は、そんな時代のお話。

いや、確かに映画は倫理委員会があって、18歳以下観てはいけない映画「18禁」などそれなりに規制があるけど、本は規制がない。

ちょっとエッチな表現がある本だって、小学生が読もうと思えば読める。

そうやって、自由な読書が許されているからこそ、幼い頃から想像力を鍛えてきた一面もある。

それが、検閲されるようになったら、世の中はどんな風に変わっていってしまうんだろうか…。

そんなことを思いながら、この映画を観た。

図書館戦争2

実際にあった「奪われた読書の自由」


長い歴史の中で考えれば、国の情勢によって「読書の自由が奪われる」ことは、これまでにも実際にあった。

第二次大戦下のナチスや、中国の文化大革命では、政権の思想に反する本を読むことは禁止されていた。

ジェフリー・ラッシュ主演の映画「やさしい本泥棒」では、第二次大戦下のドイツで本を読むことの楽しさを知ってしまった少女が、ナチスに隠れながら家の地下室で本を読んだり勉強したりする姿が描かれている。

確か、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」でも、ナチスのパフォーマンスとして西側諸国の本を大量に燃やすシーンがあったように記憶している…。

だから、「読書の自由が奪われる」という時代が来てもおかしくないと思った。

むしろ、そういう時代が来たら、人々はどんな風にして読書を楽しむのか。

そして、どうやって読書の素晴らしさを伝えていくのかがとても気になっていた。


図書館戦争3

「読書の素晴らしさ」は描かれていない…


しかし、残念なことに、この映画の中では読書の自由が奪われて困っている人たちは出てこない。

一般の人たちは一切登場せず、出てくるのは本を守る図書館員と本を奪おうとする政府の人間だけ。

どれだけ読書が素晴らしいもので、楽しいものであるかを伝える場面もない。

ただでさえ、現在でも世の中では「本離れ」が進んでいる。

1年のうち、一冊も本を読まない人なんてたくさんいる。

そんな人たちからしたら、「本なんてなくても良い」存在のため、この映画の中で描かれる「本を守るための戦争」なんて大して意味がないことになる。

だからこそ、熱狂的に本を愛する人々から本が奪われた姿を描き、なぜ文化遺産として残すべきなのかを説き、だからこそ本を守っていかなければならないんだという流れで描いてくれないと、まるで説得力が無い。

だって、国民の大半は本なんて読まないんだから。

本屋なくなったって、本が買えなくなったって、困って大騒ぎするのは、一部の趣味として本を読む人や、学者たちだけに限られてしまう…。

実は、本当は町から本屋がなくなっても、既に困らない世の中なんじゃないのか…


図書館戦争6

メインで描かれるのは図書館員たちの人間ドラマ


その「本の素晴らしさ」よりも、この映画が描いているのは、図書館での人間関係のドラマだ。

そこにある恋愛関係などの人間模様に映画の大半が割かれている。

もっと本ヲタクみたいな人が出てきて、日頃からどれだけ本に熱中していて、どれだけ読みまくっているとか、そういうシーンはないのか…。

正直な話、男女の青春ものが撮りたいんだったら、図書館を舞台にしなくても良いんだよね。

せっかく図書館を舞台にするのなら、そこに世界中の本が眠っているのなら、そして現在は「本離れ」が進んでいるんだから、本を読む楽しさを伝えることが必要だったように思う。

恋愛は、この舞台でなくてもできる。

でも、「本を読む素晴らしさ」は、この映画だからこそ伝えられることだと思った。


図書館戦争5

求めていたものが違っていた…


まぁ、結局のところ、私が知りたかった「本がなくなった世の中の姿」は描かれていなかった。

だから、途中からちょっと退屈してしまった。

私はもっとたくさんの人に「本を読むことの楽しさ」を知って欲しくて。

もっとたくさん本を読んで欲しくて。

わざわざ読書好きな岡田くんを主人公にして、図書館を舞台に映画を撮っているんだから、恋愛だけじゃなくて本の素晴らしさも伝えて欲しかったなぁと思う。

見始めた当初は、図書館の司書が格闘系っていう、これまでのイメージと180度違うギャップを楽しんでいたんだけどね。

結局、話が浅いまま終わってしまった。

ちなみに、原作は未読だけど、原作には本を読む素晴らしさとか、本を奪われて困った人々の様子とかは描かれているんだろうか…。

描かれているんだったら、ちょっと読みたいけど。

勢いで、このまま続編も観ようと思っている。

続編がもう少し面白くなっていることを期待する…。



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〇 続編「図書館戦争 THE LAST MISSION」観ました!!

映画の感想はこちらから →「図書館戦争 THE LAST MISSION」国民の読書の自由を守る戦いの続編。どこが楽しいのか分からないまま終了。岡田准一主演映画【感想】

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役所広司岡田准一主演の映画「蜩ノ記」をWOWOWで観た。

ある罪に問われ、10年の幽閉の後、切腹を言い渡された武士と、彼を監視するために使わされた若い武士の心の交流を描く。

満足度 評価】:★★★☆☆

主人公である戸田の潔い人生の美しさは分からなくもないけど、私にはどうにもその選択が素晴らしいと思えず、受け入れることができなかった。

そのため、ちょっと退屈した映画だった。


出演役所広司岡田准一、堀北真希、原田美枝子、寺島しのぶ、青木崇高、井川比佐志、串田和美

監督:小泉尭史 2013年製作 日本映画

「蜩ノ記」予告編 動画





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原作本「蜩ノ記」

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あらすじ


武士の戸田(役所広司)は、江戸で側室(寺島しのぶ)と密通し、彼らの関係をを知ってしまった武士たちを切りつけ殺したという罪に問われ、10年間の幽閉の後、切腹を言い渡された

その10年の間に彼に与えられた使命は、藩の歴史を書物として残すことだった。

また、城内で友人との口げんかが取っ組み合いに発展し、相手を切りつけてしまった檀野(岡田准一)は、その罰として戸田の監視役を言い渡される。

戸田が幽閉を言いつけられてから7年。

檀野が戸田の監視についた時、戸田の切腹まで残された年月はあと3年だった。


蜩ノ記

感想(ネタバレあり) 前半はサスペンスのような気持ちで…


たとえそれが不条理なことであっても、自分の身の周りに起きていることの全てを受け入れ、文句の一つも言わず潔く美しく生きていくこと。

それが、この映画を観て感じたことだった。

主人公の武士、戸田は身に覚えのない罪に問われ、10年の幽閉の後、切腹をすると言い渡される。

それから7年。

城内で友人を切りつけてしまった武士の檀野は、その罰として戸田の監視役に任命される。

檀野は戸田について「側室と密通していた戸田」であり、「藩の歴史書を編纂中」という情報しか与えられていなかった。

初めのうちは、私も檀野と同じように、その戸田っていうのは、いったいどんな人なんだ??

いろいろ推察しつつ、少々サスペンス的な感じを持ちながら、この映画を観ていた。

蜩ノ記4

不条理な事実も潔く全てを受け入れる生き方…


そして、映画の中盤でその全貌が明らかになる。

戸田は側室と密通どころか、彼女の命を守ったのだが、それが跡目争いの大きな渦に巻きこまれる原因となり、戸田は政治的な圧力で犯罪者に仕立て上げられてしまった。

実は、その側室は戸田家の家臣の娘であり、戸田にとっては幼なじみでもあった。

そのために、戸田は側室の命を守るためにも、何も言わずに、残り10年の命を受け入れることとなった。

んーーー。これが、私にはどうにも受け入れられることができなかったことだった。

私なら、もっともっと泥臭く、全てを失っても自由を獲得したいと思う。

そんな時代じゃないと言われればそれまでだけど、他人のために自分の命を捧げることが美しい生き方だとは私には思えない。

蜩ノ記2

残された命を一日も無駄にしないように


夏の終わりに鳴く蜩(ヒグラシ)。

「夏が終わり秋が来るのを惜しむかのように鳴く」

その蜩に思いを寄せるかのように、戸田が書き続けていた日記が蜩ノ記だ。

残された命を一日でも無駄にしないように、季節の移り変わりから、日々起きた些細なことまで記していた。

そして、そんな戸田から「武士としての生き方」を学んだ檀野は

「侍として正直な一生を生きて行きたい」と言う。

「正直な」と思うなら、尚更、戸田の無実を証明できなかったのか…と思ってしまう。

その、どうにもならない理不尽な結末が、この映画を退屈だと思ってしまった原因だった。


蜩ノ記3

私は、這いつくばってでも「生」に執着して生きていきたい


江戸時代、農作物の不作が続く中、武士は農民から搾取し、商人は、なんとか殿様に取り入ろうと裏から手を回す。

戸田は、そんな時代を変えたいと思った人物だった。

その意志は、檀野や息子の郁太郎に受け継がせることができたと思ったのだろうか。

潔く、この世を去っていった。

んーーー。それでも、私は地べたを這いつくばってでも生きていきたい人間で、

戸田も、もっとこの不条理な世の中を嘆いたり、「生」に対する執着心があっても良かったと思う。

そしたら、もっと戸田を理解できたし、好感が持てたように思う。

でもな、そんな生き方はこの「侍の美学」からはずれてしまうから、ダメなのかな…。

んーーー。私には、どうにも受け入れられない美学だった。





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岡田准一、麻生久美子共演の映画「おと・な・り」をWOWOWで観た。

東京のアパートでお隣り同士の二人の夢と恋を描く。

【満足度 評価】★★★☆☆

すごく面白かったわけではないし、ちょっと退屈なところもあったけど、共感して心が温まるところもあった映画だった。

「おと・な・り」予告編 動画






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あらすじ


カメラマンの聡(岡田准一)は、高校時代の同級生でモデルのシンゴ(池内博之)の写真集で有名になる。

聡には、長年夢見ていたカナダへ風景写真の撮影旅行へ行く夢があったが、事務所はシンゴの専属カメラマンとして、さらに売れ出そうと必死になっていた。

聡の住むアパートの隣の部屋に住む七緒(麻生久美子)は、フラワーデザイナーを目指し、生花店で働いてた。

NFD(日本フラワーアレンジメント協会)の1級の試験を受験した後に、パリへの留学を予定し、フランス語の勉強をする毎日。

隣人の生活音が筒抜けなそのアパートで、互いの音がとても気になる聡と七緒だったが…。

おと・な・り


感想(ネタバレあり) 人が出す波長は、同類の人を引き寄せ合う


聡と七緒の距離が近づき始める後半部分、あぁこういうの良いなぁと思いながら観ていた。

というのもの、私は昔から「類は友を呼ぶ」という言葉を強く信じている

だから、愚痴をこぼし続ければ、周りには「愚痴友」が集まるし、悪口ばかり言ってれば、「悪口友」が集まってくる。

逆に、がんばっていれば、自然と「頑張り友」が集まるし、笑顔でいれば「楽しい友達」が集まってくる。

その「類友」には、波長が引き寄せ合う力があると思っている。

人はみな、それぞれ波長を出している。

頑張っている人には「がんばり波」、楽しい人には「楽しい波」がある。

がんばればがんばる程、波長も成長するから、その時に応じた「同じ波長の人」に出会えるのだと信じている。

だから、会いたい人に会えないのは、「がんばり波」が足りないからだし、すごく素敵な人に出会えた時は、「がんばり波」が成長して、引き寄せてくれたのだと思う。

この聡と七緒の出会いにも、そんな波長の出会いを感じた。



おと・な・り2

出会いは神様からのプレゼント


聡と七緒には、お互いに夢がある。

聡は、カナダに撮影旅行に行って、風景写真の写真集を出す夢。

七緒には、パリへ留学する夢。

聡も七緒も、夢に向かって必死を仕事をしてきて、恋をあきらめてしまった過去がある。

でも、二人がようやく互いの夢に向けて決心を固めた時、出会いの時がやってくる。

これは、まさに、二人の波長がピッタリ合った瞬間だったんだと思った。

中学時代、同じクラスだったのに、お互いに印象がなく、隣に住んでいたのに、互いに「音」の記憶しか無く、やっと出会えたのは、夢を決めた瞬間。

それが、二人に取って、最高に良い波長を出していた瞬間。

二人が出会えたのは、それまで頑張ったことに対する神様からのプレゼント

まぁ、そもそも、「音」も波長だもんね。

そういう予兆はあったよね。

おと・な・り3

ちょっと退屈かな…と思える一面も…


正直、その二人の距離が縮まるまでの間は、ちょっと退屈かな…と思うこともしばしばだった。

シンゴの彼女の茜(谷村美月)は、うるさくてちょっとウザいなと思ったし、コンビニ店員の作家、氷室(岡田義徳)はちょっと気持ち悪いなと思ったし。
(気持ち悪くて正解なんだけどね)

実を言えば、私も七緒と同じく、NFDの一級受験を目指していて、お花屋さんのシーンは、ちょっと前のめりになったし(笑)
(七緒が試験の練習していたけど、あぁいうテーピングをする試験課題はない)

でも、その後、シンゴが帰ってきて、聡と七緒が実家に帰ったあたりから面白くなってきて、後半部分は面白く観れた。

最後の方は、ホントに良かったなぁ。


おと・な・り4

周りに何を言われても、やりたいことをやるべし


それで、結局、この映画を観て思ったのは、人になんと言われようと、やりたいことをやるべしってこと

一度、やると決めたことは、気が済むまでとことんやってみること。

そしたら、やり切った時に、周りには、今までと違う景色が見えているはず。

その「今までと違う景色」を楽しみに、ウキウキしながらがんばったらいいと思う。

この映画の、そんな希望を感じさせてくれるところが好き。

そうそう、ガレットが食べたくなったなぁ。

今度、ガレットを食べに行こう

おと・な・り5



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