とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:犬



ラッセ・ハルストレム監督の映画「僕のワンダフル・ライフ」を試写会で観た。

『僕は何のために生まれてきたのか』と自分の犬生を問いかけながら生きるベイリーが、輪廻転生を重ねて大好きな飼い主のイーサンと再び出会うまでを描く。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)


可愛いワンちゃんに見とれながら、ニヤニヤしながら終了する100分間。

犬を飼ったことはないけど、いつも散歩しているワンちゃんとすれ違うだけでニヤニヤしてしまう私には、ひたすらワンちゃんが出てくるというだけで、心が浄化されたし、満足度が高った。

特に、大好きなコーギーちゃんが出てきただけで、大満足だったりする(笑)

きっと、今、ワンちゃんを飼っている人や、かつて、ワンちゃんを飼っていた人にはもっと満足度が高いに違いない。



私みたいにワンちゃんを飼いたくても飼えない人にも、ワンちゃんを飼っている、または、かつて、飼っていた人にも、全てのワンちゃん好きにおススメの作品。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「僕のワンダフル・ライフ」予告編 動画

(原題:A DOG'S PURPOSE)



更新履歴・公開、販売情報

・2017年9月8日 試写会で観た感想を掲載。

・2019年7月26日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

・2019年9月27日 金曜ロードショーでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。


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キャスト&スタッフ


出演者

〇ブリット・ロバートソン

〇K・J・アパ

〇ジョン・オーティス

デニス・クエイド
…(「ニュースの真相」など)

〇ペギー・リプトン

〇ジョシュ・ギャッド(声のみ)
…(「美女と野獣」など)


監督

ラッセ・ハルストレム
…(「マダム・マロリーと魔法のスパイス」など)

原作・脚本

〇W・ブルース・キャメロン


原作本:「野良犬トビーの愛すべき転生」

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2017年製作 アメリカ映画



映画「僕のワンダフル・ライフ」


あらすじ


生まれた家を飛び出し、少年イーサンに拾われたゴールデン・レトリバーの僕は、「ベイリー」と名付けられ、イーサンと兄弟のように成長した。

高校生になったイーサン(K・J・アパ)がフットボールでタッチダウンを決めた時も、ガールフレンドのハンナ(ブリット・ロバートソン)と出会った時も一緒にいた。

でも、イーサンが大学に進学する頃、僕にも寿命がやってくる。

そして、目覚めた時には、メスの警察犬になっていた…!?



映画「僕のワンダフル・ライフ」


感想(ネタバレあり)


犬が自分の犬生を考える!?


日頃、近所を歩いている時、ワンちゃんを見かけると、つい、まるで不審人物のようにジロジロと観てしまう。

その時の私の萌えポイントは、ワンちゃんがご主人様だけを見つめている時のワンちゃんの表情。

本当は、私のことを気にかけて欲しいし、寄ってきてくれると、すごく嬉しくて挨拶をするんだけど、私のことなんか目もくれず、ただただご主人様だけを見つめてるワンちゃんがステキだなぁと思う。



きっとご主人様とワンちゃんの間には、私なんかが入る隙も無いぐらい、強い信頼関係があるんだなぁと、勝手に妄想し、そんな二人を観ながらトキメいてしまう

ペットがいない私には、そんなに忠実で愛すべきペットがいる飼い主様がうらやましい



この映画は、そんな忠実なペットのワンちゃんとご主人様の関係をそのままハートウォーミングなドラマにした作品

他の映画と違って、この映画が特殊なのは、犬が主人公であり、一人称の『僕』が、『僕の転生』を語っていくという物語の進み方

全てが『犬』の視点で語られていく



そして、その中で『僕』は、『何のために生まれてきたのか』と自分自身に問い続けていく。



主人公は犬で、これは犬から見た「犬生」の物語だけれど、それを人間に置き換えて考えることができる。

自分は、どんな使命を持って、何のために生まれてきたのか

可愛いワンちゃんを観ながら癒され、ご主人様とワンちゃんの強い結びつきに心が温かくなり、観終わった後には、そんな哲学的なことを考えさせられる作品になっている。

(もちろん、そんなことは考えなくても十分に楽しめる)



映画「僕のワンダフル・ライフ」


犬と人間は相思相愛である


原作『野良犬トビーの愛すべき転生』は、全米でベストセラーになった小説のようだけど、この物語の面白さは、犬が輪廻転生を繰り返すところにある。

これは、犬に限らずペットを飼っている人たちの心を軽くする話ではないかと思った。



例えば、大好きなペットが死んでしまった時、あの子の代わりはいないから、もう二度とペットは飼わない。

そういう話をよく聞く。



でも、もし、次に飼うペットは、前に飼っていたペットの生まれ変わりかもしれないとしたら。

そう思ったら、次にまたペットを飼うことに前向きな気持ちになれるんじゃないかと思う。



ペットが亡くなってしまったことに心を痛めているのは飼い主だけじゃなくて、ペット自身もまた飼い主さんに会いたいと思っていたら…。

人間とペットは言葉が通じないから、人間からの気持ちばかりを考えてしまいがちだ。



しかし、そうではなくて、この映画では、人間がペットに対して思っていることと同じことを犬も人間に対して思っているんだよということを犬目線で語ってくれることで、犬と人間の気持ちが通じ合えていることを気付かせてくれる

きっと、この映画を観たら、そんな飼い主とペットの相思相愛の関係に憧れて、犬を飼いたくなる人が急増すると思う。



映画「僕のワンダフル・ライフ」


ベイリーの目的は大好きな飼い主に再びめぐり逢うこと


犬の一年が人間の7年間に相当することを意味する「ドッグイヤー」という言葉がある。

輪廻転生を繰り返すベイリーは、自分の時間が人間よりも早くて短いことを知っているから、今できることを必死にやって生きている。

飼い主さんの側で支えてあげること、与えられた使命を全うすること

常に全力で生きること



そうやって全力で生きてきた中で、ベイリーが犬生の中で、本当にやりたいこととは、大好きだった飼い主のイーサンにもう一度会うことだと分かる。

そして、『僕』はベイリーの生まれ変わりで、再び会えた奇跡をイーサンにも分かってもらうこと。



さすがに、ここまでくるとやりすぎじゃないかと思わなくもないけど、そんな奇跡があったら素敵だなぁとも思う。



イーサンが長い年月を経て、再びハンナに再会したように。

ベイリーも長い年月を経て、イーサンに再会する。



本当に好きで、会いたいと思っている人には、思い続ければ、きっといつか会える

だから、絶望しないで日々を一生懸命に生きるんだ。

そう思える素敵な話だった。



映画「僕のワンダフル・ライフ」


人生は長いようで短い、だから、瞬間、瞬間を楽しんで生きる


結局、『僕』は、「大好きなイーサンに再びめぐり逢い、共に暮らすために、この世に生まれてきた」と確信する

しかし、その目的は、長い間犬生を繰り返した中で気付けたこと。

主人公は犬で、犬の視点で描けているけれど、それを人間に置き換えても、同じことが言える



私たちの人生は長いようで短い。

常に出会いと別れを繰り返して生きている。

イーサンがハンナを手放して、長い間、後悔し続けたのは、この物語の教訓である。



しかし、そんなイーサンも、長い間ハンナのことを思い続けたからこそ、再び会えることができた。

(これが、ベイリーのお手柄っだというのが、またニクイ)



イーサンのように、長い後悔の人生を生きないためにも、私たちは日々を一生懸命生きるべきである

たとえ、その途中で人生が終わってしまったとしても、また新しい人生が待っている。

短い人生、毎日を、心から楽しんで生きようじゃないか

その側に、大好きなペットがいたら、きっと、もっと充実した人生を送れるだろう



全ての犬好きにおススメする一本。

動物苦手、犬嫌いの人にはおススメしません(笑)

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「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)」をWOWOWで観た。

ある日突然、「雑種犬を飼っている家庭は課税します」という法律ができ、犬を手放す家庭が急増。捨てられた犬たちによる、人間たちへの逆襲が始まる。

満足度 評価】:★★★★☆

犬による、犬のための奴隷解放宣言。そして、犬版「猿の惑星」

日頃、人間がどれだけ犬を虐待して生活しているかよく分かる作品になっている上、犬を人間に置き換えて考えることもできるという奥の深い作品だった。

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)」予告編 動画

(原題:FEHER ISTEN /英題:WHITE GOD)




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キャスト&スタッフ


出演者

〇ジョーフィア・プソッタ

〇シャンドール・ジョーテール

監督

〇コルネル・ムンドルッツォ

2014年製作  ハンガリー、ドイツ、スウェーデン合作映画


ホワイト・ゴッド少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)

あらすじ


少女リリ(ジョーフィア・プソッタ)は、お母さんと、お母さんのボーイフレンドと、雑種犬のハーケンと共に暮らしていたが、お母さんがボーイフレンドと海外旅行に出かけている間、ハーケンを連れ、犬嫌いのお父さん(シャンドール・ジョーテール)と共に暮らすことになった。

調度その時、国は「雑種犬を飼っている家庭には課税する」という法律を制定。

しかし、犬嫌いの父はハーケンのために税金を払うことを拒否。

ハーケンを捨ててしまう。

ハーケンとは親友同士のように暮らしていたリリは、夜中に家を飛び出してハーケンを探すが見つけることができない。

その一方で、ハーケンは動物保護局から逃げ回り、追い詰められていた…。


ホワイト・ゴッド少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)2

感想(ネタバレあり)


犬の世界もブランド優越主義


わんちゃんが大好きで、散歩の途中でわんちゃんに会うと思わずニヤけてしまう変態っぷりを発揮する私。

個人的には、コーギーが大好きだけど、種類は問わずどんな犬も可愛いと思う。

でも実際は、「血統書付き」の犬がもてはやされるのが実情。

最近では、ミックス犬の流行もあって、必ずブランドじゃなきゃダメっていうわけでもないと思うけど、雑種犬の存在が薄くなっているのも事実。

そんな犬界の現状を皮肉っているのが、この映画だった。

事の発端は、国が定めた「雑種犬を飼っている家庭に課税します」という法律だった。

もちろん、架空の法律で、そんなものは現実には無い。

でも、もしも、こんな法律があったらという仮定の下、展開していくストーリーが非常に興味深く面白かった。


ホワイト・ゴッド少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)3

捨てられた犬の末路に心が痛む


まず、「雑種犬を飼っている家庭は課税します」と言われた瞬間、多くの家庭が犬を手放してしまう。

主人公リリの家では、元妻が海外旅行に行っている間だけ預かっている犬・ハーケンに対し、金なんて払うもんか。だったら捨ててしまえ。というのが、お父さんの言い分らしい。

娘の大切な友達だと思えば、そんな考えにはならかったと思うが、そんな考えはもちろんない。

「たかが犬ごときに」といった態度が見えみえだった。

問題はその後だ、捨てられたハーケンの行く末を見ていくと、日頃、私たちが知らないところで、犬たちがどれだけ人間に酷い虐待を受けているのかよく分かる。

特に酷いなと思ったのは、闘犬トレーナーの家に買われていってからだ。

まずい食事を与えられ、無理矢理運動させられ、メンタル面を鍛えるために酷く打ちのめされる。

薬を打たれ、ケンカをしたら相手に噛みつくよう訓練させられる。

リリと共に過ごしていた優しかったハーケンが、虐待に虐待を重ねられ、どんどん荒んだ性格へと変貌していく。

ここは、時々観ているのが辛い場面もあったし、とても心が痛かった。

最後にたどり着いたのは、捨て犬・野良犬たちの保護施設。

しかし、ここも保護施設と言いながら、ケガした犬は殺してしまったり、命は助かっても劣悪な環境に収容するだけの施設だった。

ホワイト・ゴッド少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)4

犬による犬のための奴隷解放宣言


ついに、様々な虐待を経て、保護施設で仲間を得たハーケンは人間に対し反逆に出る。

保護施設にいる多くの仲間たちと共に保護施設を脱走。

市街を走り抜ける犬たちは、これまで犬を虐待してきた人間に襲いかかる。

これは、「犬による犬のための奴隷解放宣言」であり、犬版の「猿の惑星」だった。

これまで、自分たちの都合の良いように犬を扱ってきた人間たちに同じ思いをさせようという仕返し。

犬に襲われて人間が死んでしまうっていうのは、ちょっと大げさなようにも思うけど、犬からしたらそれぐらい人間を憎んでの行動ということだろう。

しかし、そもそもの発端は、リリのお父さんが犬嫌いだったことから始まったんだけどな。

そのお父さんは無傷で生き残ってるっていうのはちょっと納得いかないかな。

それにしても、あの闘犬トレーナーとその周辺で金儲けしている連中が襲われても、ちっとも同情できないね。

それぐらい酷いことをしていたよ。あの人たちは。


ホワイト・ゴッド少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)5

雑種犬=マイノリティとして考える


この映画は、犬が人間の奴隷であることから解放されるというお話だったけれども、雑種=マイノリティとして、この映画を再度振り返ってみると、人間にも同じことが当てはまることが良く分かる。

というのも、この映画はハンガリー、ドイツ、スウェーデンの合作映画。

それらの地は、かつてナチスドイツによる民族浄化が行われた土地。

同じ人間であるにも関わらず、ゲルマン人が最も優秀とされ、それ以外の人種は下等であり、特にユダヤ人は迫害され、収容所に入れられてしまう。

そして、近年の移民排他問題。

ドイツなどの先進国で、移民の流入から保守化が進み、ネオナチの台頭が問題視されている。

多くの移民たちがヨーロッパで路頭に迷っている…。

そんなことをしていれば、いつか民族間の対立が激化し、この映画のように復讐される日がやってくる…。

犬たちの裏側に隠されたメッセージも見えてくる。

それならば、そんな事態が起こらないためにするべきことは何か。

それは、1人1人の意識の中で人種による優劣を決めつけるのではなく、全ての人種が対等であるという意識に変えることがまず第一歩のように思う。

最後に、リリーがハーケンと頭を同じ高さに置いて対等であることを示したように。



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フランス映画の「ベル&セバスチャン」をWOWOWで観た。

日本では、昔懐かしのアニメ「名犬ジョリィ」の原作を映画化。

1943年ドイツ占領下にあったフランスの山岳地帯で暮らす人々と、その中で野犬と心を通わせた少年セバスチャンの物語。

満足度 評価】:★★★★☆

犬のベルと心を通わせるセバスチャンを観ているだけで泣けてくる。

ナチスによる民族浄化が行われる中で、人間だけでなく動物にも偏見を持たずに勇気を持って生きることの難しさを感じる作品だった。

「ベル&セバスチャン」予告編 動画

(原題:BELLE ET SEBASTIEN / 英題:BELLE AND SEBASTIAN)




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キャスト&スタッフ


出演者

フェリックス・ボッスエ

チャッキー・カリョ…(「ロング・エンゲージメント」、「ドーベルマン」、「ニキータ」など)

マルゴ・シャトリエ

〇ディトリ・ストリージュ

監督

〇ニコラ・ヴァニエ

2013年製作 フランス映画

ベル&セバスチャン


あらすじ


1943年。ドイツ占領下のフランス。

アルプス地方で暮らす少年セバスチャン(フェリックス・ボッスエ)は、おじいちゃんのセザール(チャッキー・カリョ)、叔母のアンジェリーナ(マルゴ・シャトリエ)と共に暮らしている。

そのころ、その村では放牧している羊を襲う野犬が目撃されており、村人たちは、その野犬を野獣と呼んで恐れていた。

しかし、ある時、その野獣と遭遇したセバスチャンは一目あった時から意気投合し、ベルと名付けて共に遊ぶようになっていた。


ところが、セザールはその事実を知ると、セバスチャンをだましてベルをおびき寄せ、銃殺しようとするのだが…。


ベル&セバスチャン2

感想(ネタバレあり)


「美女と野獣」と「少年」


こういう少年と犬の心温まる映画なんて観てしまうと、たまらなく犬が飼いたくなってしまう。

本当にベル&セバスチャンのペアがかわいい映画で、仲良く遊んでいる彼らを観てるだけで泣けてしまう。

そんな映画だった。

そもそもベルは、羊飼いの家で飼われている犬だった。

ところが、その家の主人は大の犬嫌い。

そのため、虐待され、ろくに餌も与えられずに暮らしていた。

ベルはその家にいることが耐えられずに脱走。

その後、山岳地帯で野犬として暮らすようになっていた。

しかし、今度は「羊を襲う野獣」として人々から恐れられ、射殺しようという声さえ聞こえるようになってきたところ、セバスチャンと出会うことで、救われたのだった。

ちなみに、アニメで知られる「美女と野獣」の原作はフランスの童話で、フランス人なら誰もが知る物語。

その物語の中で「野獣」と出会い、恋をする美女の名前はベルである。

セバスチャンが「野獣」にベルと名付けたのは、「野獣」だと恐れられている野犬が実はメスだと分かった時だった。

「君は「野獣」じゃなくてベルだったんだね。名前はベルにしよう」と言った時は、その少年らしさがとても微笑ましかった。

そして、この「美女と野獣」もまた、人を観た目で判断しないピュアな気持ちが奇跡を生む物語だった。

ベル&セバスチャン3

本当に残酷なのは犬よりも人間


この舞台の時代は1943年の第二次大戦の頃。

ドイツの占領下にあったフランスでは、迫害されている人々が自由を求めてスイスとの国境にある峠を越えていた。

セバスチャンの一家でも、叔母のアンジェリーナの恋人ギヨームは、ボランティアでその国境を超える人々の道案内をしていた。

ナチスによる「民族浄化」の元に迫害されていたユダヤ人の多くが、峠を越えるためにその村を訪れていた。

そして、母を知らずに育ったセバスチャンだったが、彼もまた迫害されていたロマ人が峠越えの最中に生んだ子供だった。

セバスチャンの本当の母親は、彼を生むと命を引き取り、その後はセザールが彼を引き取って本当の孫だと思って育てていた。

羊を襲う犬が獣のようで凶暴だと言っていたが(本当はベルは羊を襲っていないが)、犬よりも残虐なのはむしろ人間だった。

ベル&セバスチャン4

人が「偏見」によって殺されていた時代


そして、この映画の中で、最も恐ろしいのは、「人間の持つ偏見」だった。

野犬を「野獣」だと勝手にレッテルをはり、ナチスはユダヤ人やロマ人を迫害し、フランス人はナチスの人間が全員悪だと考える。

そんな中で、周りがいくら「野獣」だと言ってもベルを信じて疑わなかったセバスチャンや、ユダヤ人の国境越えを手助けするギヨームやセザール。

そして、ナチスの人間を雪崩から救ったセバスチャン。

彼らの姿を観ていると、人間の真の勇気とは偏見を持たずに人と接することだと教えられる。

私たちは、長い間生きてきた間に培った経験から、つい人を観た目で判断してしまう。

ところが、この映画の中に登場するナチスの将校が実はユダヤ人たちを逃がすための情報屋だったように、人は見た目とよらないことがよくある。

そんな偏見が、目の前で起きている出来事を曇らせてしまうんだなとつくづく感じた作品だった。

ベル&セバスチャン5


「真の勇気」とは誰に対しても偏見を持たないこと


そして、最後には、勇敢なベルとセバスチャンのおかげで、ある一家の命を助けることになる。

この最後の峠越えは、ハラハラドキドキが止まらなかった。

最後に、スイス側の案内人が彼らを迎えに来た時、ようやく胸をなでおろした。

あぁ良かった~と思いつつ、私もベルみたいな相棒が欲しいなぁと思った。

現実的には、あんな大きな犬を飼う余裕はないけど…。

そして、そんなベルとセバスチャンの姿を観て、本当の勇気とは、偏見を持たずに生き抜くことだと確信した。

最後まで諦めずに進み続けたからこそ、最後に平和と幸せが訪れた彼ら。

最後の最後に希望を感じる心温まる作品だった。

犬好きには絶対おすすめの作品。

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〇続編 「「ベル&セバスチャン 新たな旅立ち」観ました!!

映画の感想はこちらから →「ベル&セバスチャン 新たな旅立ち」犬のベルと少年セバスチャンの友情物語第2弾。行方不明になった叔母を探して旅に出る!壮大な自然を背景に冒険するフランス映画【感想】

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サイモン・ペッグ主演、4月公開予定の新作映画「ミラクル・ニール」の予告編を観た。

なぜならば、最近、サイモン・ペッグがすごく好きで、もう既に観たくてしょうがない(笑)

地球の存亡をたくされた中年男と、一匹の犬の爆笑コメディ。

ほら、もう笑えそうな予感がするでしょ??

【観たい度】:★★★★☆

「ミラクル・ニール」予告編 動画

(原題:ABSOLUTELY ANYTHING)





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地球存亡の危機は、ある一人の中年男に託された(笑)


この「ミラクル・ニール」のストーリーは

はるか、銀河系の先の先―。そこではエイリアンたちが地球滅亡を企んでいた。

だが、銀河法でどんな星も一度は存亡のチャンスを与えるべきと定められているため、地球の運命は、超テキトーに選ばれたロンドンの教師・ニール(サイモン・ペッグ)に委ねられることに。

知らぬ間に地球の運命を背負わされた彼が手に 入れたのは、右手を振るだけで願いが叶う、全知全能の力!

しかし、ニールがそのパワーですることといえば、愛犬のデニスとお喋りをしたり、死んだ人間を ゾンビにして生き返らせたりとロクなことにしか使わない。

果たして、ニールは地球の運命を変えることができるのか!?

「シネマ・カフェ」より

「右手を振るだけで願いが叶う、全知全能の力」(笑)

いや~、いいね。

そのマンガチックな発想がとても良い!!(笑)

多分~、私もそんな力を手に入れたら、「お金が欲しい」とか、「車が欲しい」とか、そんな自分の利益になるようなことにしか使いわないと思うから、地球は救えないな(笑)

なんで、その宇宙人も、そんなおっさんにそんな力をあげたんだろう・・・。不思議でしょうがない(笑)

ミラクル・ニール

サイモン・ペッグが熱望したモンティ・パイソンとのお仕事


主役のニールを演じるのは、「ミッション・インポッシブル」シリーズ、「しあわせはどこにある」、「スタートレック」のサイモン・ペッグ

「スタートレック」の次回作は脚本を担当したり、「スター・ウォーズ」が好き過ぎて「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」にカメオ出演しちゃったり。

今回のこの作品もモンティ・パイソンが大好きな彼が熱望して出演した作品なんだとか(笑)

モンティ・パイソンチームだけに、ニールの愛犬デニスの声は、ロビン・ウィリアムズ(「余命90分の男」、「いまを生きる」、「グッドウィル・ハンティング」、「ナイト ミュージアム」シリーズ)が担当。

残念ながら、これが最後の出演作となってしまった。

けれども、予告編を観たところでは、この犬がおバカそうで良いよねぇ(笑)

そして、ニールの憧れの女性にケイト・ベッキンセイル(「リーガル・マインド~裏切りの法廷~」)

こんなコメディに出てるケイト・ベッキンセイルもなかなか珍しいんじゃないかと思うけど、美しさは相変わらず健在のようで、サイモン・ペッグどどんな風に絡んでくるのかが楽しみ。

監督は、モンティ・パイソンのテリー・ジョーンズ

26年ぶりの監督作品とのことで!!すごいなぁ。

さてさて、役者も監督も揃ったところで、いったいどんな映画になっているんだろう・・・という期待値もたかまったけれども、公開は、もう少し先の4月の予定。

いや~、この映画を映画館で観ながらガハガハ笑いたいね。

特別映像 キャストに聞いた「もしも願いが叶うとしたら?」

(3月6日追記)







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映画の適当な感想 に参加中!
11月21日公開のハンガリー映画「ホワイト・ゴッド 少女と犬の協奏曲」の予告編を観た。

「雑種犬を飼っている家には税金を課す」という法律がしかれ、少女リリの家は飼っているハーケンを捨ててしまう。

やがて捨てられ保護施設に入れられた犬たちは、人間に反乱を起こす・・・。

もちろん、それは映画の中だけの、架空の法律ですよ。

分かりやすく言えば、犬版「猿の惑星」なんだって!!!

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ受賞作品。

もう、予告編を見ただけでも、犬が、犬が、犬がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

犬好きは必見。私もすごく観たぁぁぁぁぁぁぁいぃ


***********

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の協奏曲」観ました!!

映画の感想はこちらから →「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)」犬版『猿の惑星』映画。人間たちに虐待された犬たちによる反逆の恐怖。排他的な社会への警告。【感想】

***********


「ホワイト・ゴッド 少女と犬の協奏曲」予告編 動画

(原題:FEHER ISTEN/WHITE GOD.)



犬好きなんですよ。それも妄想が入った、かなりムッツリなヤツ(笑)


とにかく犬がたくさん出る映画だと聞いて、さっそく予告編を観てみた。

うぉぉぉぉぉ。確かに犬がたくさん出てるぅぅぅ。

私は、夜中になると、一人でひっそりとスマホで犬や猫が出ている動画を観ながらニヤニヤしている犬猫ムッツリ(笑)

今まで犬を飼ったことはないんだけど、だから余計に犬猫のかわいさを妄想し、ムッツリになってニヤニヤする(笑)

んで、犬がたくさん出ていると言われ、この映画の予告編を観てみた。

いや、確かに犬はたくさん出ているけど・・・

最近見た犬の映画と言えば、「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」で・・・

なんて、能天気な・・・(笑)

明らかに、これは普通の犬映画とはなんか違う・・・

毎晩、ムッツリな私を癒してくれる、あの愛想の良いわんちゃんたちはここにはいない・・・

そして、ようやく、この映画のあらすじを知って、この犬たちが反乱を起こしているのだと知る・・・


ホワイトゴッド

犬の大行進のシーンは、一切CG無しのリアルなワンちゃんだち


どうやら、犬たちの反乱はヨーロッパの弱者に対する締め付けへの皮肉が込められているという。

なるほどなぁ、ヨーロッパも移民問題とかあって大変だもんなぁ。

そして、この後、数百匹の犬たちが大群になってブダペストの街を走り抜ける動画を紹介するけれども、これは、わざわざハリウッドから動物コーディネーターを招聘し、参加したドッグトレーナーは70名、CG一切無しで撮影したという

なるほど、すごいド迫力!!

その動画(映画の冒頭映像)はこちら↓ から




安心してください。犬たちは元気に暮らしていますよ。


そして、最後に良い話を一つ。

この映画に出演したのは、ハンガリーの保護施設から集められた犬たち。

撮影終了後、保護施設に返すがかわいそうになり、彼らの里親を募集。

すると、「映画に出演したスター犬に会いたい!」という申し込みが殺到。

無事、全頭に里親が見つかったそう。

良かったよぉぉぉ。良い話だぁ。

さて、現実社会の犬たちは助かったようだけど、映画の中の犬たちはその後、どうなったんだろうね…



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可愛かったなぁマーリー。デヴィッド・フランケル監督の映画「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を見た。

新婚夫婦の家にやってきたラブラドールの子犬・マーリーが、家族と一緒に成長する姿を描く

「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」予告編 動画

(原題:Merley and me)




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あらすじ


ジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)のクローガン夫妻は新婚ほやほや

子供をつくるまでに少し時間が欲しいと思ったジョンは、ジェニーへの誕生日プレゼントとして、犬を飼うことに

犬を買って家に連れて帰る車の中、ボブ・マーリーの曲を気に入った様子を見て、マーリーと名付ける

マーリーを家に迎えての新生活。

が、このマーリーがとんでもなくやんちゃなワンコだった・・・


マーリー

感想(ネタバレあり) マーリーがとにかく、ひたすらかわいい


マーリーはクローガン家の長男

すごくやんちゃで、なんでも食べちゃうし、走り回るのが大好き

でも、雷は大嫌い

このマーリーをひたすら可愛いなぁ~と眺めているだけの映画です

犬を飼っていたり、以前に飼っていた人は、きっと自分のことに照らし合わせて考えることもあるでしょう

私は、犬は大好きだけど飼ったことはないので、ひたすらに可愛いなぁと眺めていた


マーリー1-4

一番印象に残るのは、笑えるところよりも泣けるところ


マーリーが出てくるシーンは、とにかくゲラゲラ笑って見ていたけど、

一番印象に残ったのは、笑えるシーンではなく泣けるシーン

マーリーがおじいちゃんになって、病院に通うようになってから

ジョンと散歩に行った時の景色

紅葉の季節、金色に輝く草原にジョンとマーリーが一緒に座って

「その時が来たら教えてくれよ」っていうジョンの一言・・・

このセリフ書いてるだけで泣きそうだけど

やっぱり、その二人の最後の約束のシーンが、いつまでも心に残る

マーリー1-2

子育ても仕事も支えてくれたのはマーリーだった


日本では、ことわざで「子は鎹(かすがい)」というけれど、このクローガン夫婦にとっての鎹は、マーリー

育児疲れで、ジョンとジェニーの中がピリピリした時も、ジョンが仕事のことで悩んだ時も、常にそばにいて、笑いを提供したのはマーリー

ジョンがコラムニストとして成功できたのは、マーリーのことをコラムに書いたから

その時の成功で、記者になろうとしたジョン

でも、実はジョンに向いていたのは、昔からやりたかった記者ではなくコラムニストだった

それもマーリーが教えてくれたこと

犬は、人間の気持ちを察するんだなぁ

あぁ私も犬飼いたいなぁと思う瞬間なんだよね。これ

人の話を聞いて、理解して、そばにいてくれる

マーリー1-3

ハートウォーミングな世界を作り出したスタッフとキャスト


この映画「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」の監督はデヴィッド・フランケル

「プラダを着た悪魔」「ワン チャンス」の監督。「プラダを着た悪魔」とは、180度違う内容にビックリ

自分も犬を飼っているとか、それとも飼っていたとか、琴線にふれる部分があったんでしょうね

ジョンを演じるのは、オーウェン・ウィルソン(「ワンダー 君は太陽」、「カーズ/クロスロード」(声の出演)、「ナイト ミュージアム」シリーズ、「ミート・ザ・ペアレンツ」など)

ジェニーを演じるのは、ジェニファー・アニストン

こうして、記事を書いている最中に、ジェニファーの再婚のニュースが入ってきた

きっと、これも何かの縁でしょう

犬好きな人、犬を飼っていた人、犬を飼っていた人におススメ

是非、かわいいマーリーを見て、心を癒されて欲しい一本


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