とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:筒井道隆



奥田瑛二 主演の映画「洗骨」を試写会で観た。

粟国島の風習「洗骨」をテーマに、家族の絆の大切さを描いた作品。


満足度 評価】:★★★★☆

心が温かくなる良い映画だった。

粟国島の洗骨という儀式を初めて知り、家族の中心にいる母の偉大さを改めて感じ、感謝は生きているうちにするべきと教えられた。

笑って心が温まり、家族のつながりに涙した。一人でも多くの人に観て欲しい作品

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想
  6. 関連記事


『洗骨』予告編 動画




更新履歴・公開、販売情報

・2019年1月17日 試写会にて鑑賞。

・2019年2月18日 感想を掲載。

現在、全国順次公開中。詳しい劇場情報につきましては、下記、公式サイトをご参照ください。
 ↓
映画『洗骨』公式サイト



キャスト&スタッフ


出演者

〇奥田瑛二

…(「映画 深夜食堂」など)

〇水崎綾女

〇大島蓉子

〇鈴木Q太郎

〇筒井真理子

〇古謝美佐子


監督

〇照屋年之(「ガレッジセール」ゴリ)


2018年製作 日本映画



洗骨




あらすじ

母・恵美子(筒井真理子)が亡くなってから4年。

洗骨の儀式を行うため、故郷の粟国島にある父・信綱(奥田瑛二)が住む実家に集まった兄・剛(筒井道隆)と妹・優子(水崎綾女)。

しかし、優子は誰も知らぬ間に臨月のお腹で現れ、父は酒に溺れて抜け殻のようになり、兄はピリピリとして会話をしようとしない。

家族は見事にバラバラで、その状態で、洗骨の儀式が行えるのか…と心配になるのだが…。



洗骨2




感想(ネタばれあり)


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。


洗骨 (2018)


★★★★ [80点]「母の偉大さと継がれるべき儀式」


ゴリ監督らしく、笑えるシーンが満載で、笑って心が温まって、後半は、思わずホロっときてしまうステキな映画だった。



そもそも、タイトルにある「洗骨」とは何か?

最初にタイトルを見た時にそう思った。

その「洗骨」とは、沖縄の粟国島に今も残る風習で、死後4年が経ったご遺体を洗う儀式のこと。



この映画の主人公一家では、お母さんが亡くなってから4年が経ち、「洗骨」のために家族が実家に集まるのだけど、その時には家族がバラバラになってしまっていた。

そんな状態で、果たして洗骨ができるのかという話。



そのバラバラな家族の様子を観ながら思ったのは、生きていても、亡くなっていても、家族の中心にいるお母さんの偉大さ

お父さんも、息子も、娘も、お母さんを頼りにして、お母さんを通じて家族とつながっていた。

だから、そのお母さんがいなくなってしまうと、家族は急に支えをなくし、バラバラになってしまう



そんなバラバラになってしまった家族にやってきた「洗骨」の儀式。

それは、まるで家族がバラバラになってしまったのを見計らったかのようにやってくる。

「家族がそんな状態では、お母さんは安心してあの世に行けないよ」と言いたいのではと思ってしまう。



正直、これまで法事っていうのは、面倒なものだと思っていた

しかし、この映画を観ながら、法事というのは、亡くなったご先祖さまに対して「私たちは、あなたがいなくても、仲良くやっているから安心してくださいね」という姿を見せるための儀式なんじゃないかなと思った。



そして、改めて「母の偉大さ」を思う映画だった。

私の場合、仕事もプライベートも、うまくいかない時は、いつも愚痴をこぼす相手は母で、父の不調や、兄のプライベートを教えてくれるのは母だ。

そんな母がもしもいなくなってしまったら、我が家も、この映画の家族のようにバラバラになるだろうなぁと思った。



しかし、いなくなってからその偉大さに気づいても遅いのだ。

だから、「みんなが元気なうちにコミュニケーションをしておきましょう」と、この映画は気づかせてくれる。



そしてこの映画では、その「洗骨」がどのように行われるかが描かれている

すごくドキドキしながら見ていたけれど、まるで私も儀式に参加しているような厳かな気分になった

その「洗骨」の場面を観るだけでも、この映画を観る価値があるんじゃないかと思った。

この映画を通じて「洗骨」という儀式を初めて知った。

風化させずに残していくべき文化だと思うので、一人でも多くの人に観て欲しいと思った。


Posted by pharmacy_toe on 2019/01/25 with ぴあ映画生活






洗骨3



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小林薫主演の映画「映画 深夜食堂」をWOWOWで観た。

夜の12時から7時まで開店する食堂「めしや」。そこに集う人たちと人間模様を描く。

満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

美味しいご飯は、人の心を癒してくれる。私はいつもそう思っているので、そのコンセプトはとても良かった。

つまらなかったわけじゃないけど、これがTVドラマじゃなくて映画にする意義をあまり感じなかった。

移り行く四季と描かれている物語もリンクしている訳ではないので、そこも物足りない感じがした。


出演:小林薫、高岡早紀、柄本時生、多部未華子、谷村美月、余貴美子、筒井道隆、菊池亜希子、オダギリジョー

監督:松岡錠司 2014年製作 日本映画


「映画 深夜食堂」予告編 動画





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あらすじ


深夜12時から朝の7時に開店する食堂「めしや」。

オーナー(小林薫)が1人で切り盛りするその食堂には、いろんなお客さんが集まってくる。

金持ちの愛人として暮らしていた たまこ(高岡早紀)は、純情な青年はじめ(榎本時生)とそこで恋におち、新潟から東京へ出てきて挫折したみちる(多部未華子)は、そこから再出発する。

そして、震災で全てを失った謙三(筒井道隆)は、ボランティアの女性あけみ(菊池亜希子)に恋をして、東京まで追いかけてきていた…。

深夜食堂


感想(ネタバレあり) お腹がすく映画


とにかく出てくる食事がみんな美味しそうで、お腹がすく映画だった。

物語の舞台は深夜の12時にオープンする食堂「めしや」

ここでは、マスターを慕ってやってくる常連さんや一見さんの悲喜こもごもが描かれる。

物語は3つの話がオムニバス形式で語られる。

それぞれに、主人公にまつわるメニュー「ナポリタン」、「とろろご飯」、「カレーライス」とタイトルがつけられている。

深夜食堂4

「ナポリタン」はお金がないと生きていけない女の味


「ナポリタン」の主人公は金持ちの愛人たまこ(高岡早紀)。

彼女はその愛人が急死してしまうが、遺産がもらえないとわかって路頭に迷っていたところ、純情青年はじめ(榎本時生)と出会う。

今より広いアパートに引っ越したり、散々はじめにお金を使わせた後で、書き直した遺書が見つかり、遺産が手に入ることに。

そして、はじめを捨ててアパートを出て行ってしまう。

ナポリタンはたまこがいつもめしやで注文するメニューだった。


深夜食堂3

「とろろご飯」は新しい人生を歩み始める味


「とろろご飯」は、新潟県の親不知から料理人になることを夢見て上京してきた みちる(多部未華子)の物語。

私は3つのオムニバスの中で、この「とろろご飯」が一番好きな話だった。

「君の料理の腕なら東京でお店を出せるよ。一緒に居酒屋をやろう」

と言われ、その気になって出てきたものの失敗。

一文無しになったみちるがたどり着いたのが「めしや」だった。

「めしや」でマスターの手伝いをしながら料理を出しているうちに、料亭のおかみ千恵子(余貴美子)と知り合い、おかみの店で料理人としてスタートすることに。

個人的に、挫折と再生の物語がとても好き。

やりたいことにまっすぐな たまこの生き方も好きだった。

たまこのお気に入りの料理が、土鍋で炊き立てのご飯をとろろで食べる「とろろご飯」だった。

深夜食堂2

「カレーライス」は思いやりを知る味


最後の「カレーライス」は、福島で震災に遭い、家族を失ってしまった謙三の物語。

全てを失ってしまった福島で、優しくしてくれたのがボランティアのあけみだった。

そんな あけみを好きになってしまった謙三は、あけみを追いかけて上京。

プロポーズするが、振られてしまう。

あけみはあけみで、自分の人生から逃げ出したくてボランティアをやっており、被災者の人たちを利用しているのでは…と自己嫌悪に悩んでいた。

謙三が「めしや」で食べたのがカレーだった。

そしてそれは、あけみが福島へ行く前に「炊き出しをするから教えて欲しい」とマスターから教えてもらった味だった。

カレーは作る人によって味が変わるよねぇ。

だから、謙三が食べた瞬間に「あっ、この味は」って言ったのがすごく分かる気がした。

深夜食堂5

温かいご飯は傷ついた人の心を癒す


私はこの3つのオムニバスの中では「とろろご飯」が好きだった。

挫折と再生。

ありがちであるけれど、人とのつながりが新しい人生を切り開くところが好きだった。

そして、共通して言えるのは「愛情のこもった料理は人の心を癒す」ということ。

私も仕事で辛いことがあって家に帰った後、母が作ってくれた温かい料理の湯気を浴びながら泣いたことが何度もある。

美味しい、まずい以前に、その食事が温かいというだけで涙が出てくるのはなぜでしょう。

仕事や人からツライ目に遭っても、私のために時間をかけてその食事を作ってくれた人がいるということに感動したからだろうか。

この「めしや」のマスターには、彼がイチイチ口にしなくても、その食事を食べただけで「今日も一日お疲れさん」って声を掛けられた気分になる。

そんな心温まる定食屋さんだった。


深夜食堂6

続編にかける期待


とはいえ、この映画がスクリーンで観るスケールの作品か?と言われれば、ちょっと違う気がした。

この程度のオムニバスのドラマだったらテレビドラマでも十分なんじゃないかなと思った。

もしも映画にするのなら、テレビでできないようなことを観たかった。

「とろろご飯」で言うなら、みちるの新潟時代の映像を差し込んだり、「カレーライス」なら謙三の福島での生活を入れたり。

福島の現状を見せた上でのボランティアの大切さを伝える映像になったら、映画ならではのやるべきことができたように思う。

もう一つのエピソードは、外国人のお客さんで、その人の好きなメニューが何で、なぜここにいるのかという物語にしたら、かなり映画ならではの奥行きのある作品ができたように思う。

どうも11月には、この映画の続編ができるらしい。

ならば、その辺のエピソードについて進化していれば良いなぁと願ってしまう…。



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