すっごく面白かったわけではないけれど、そんなにつまらかったわけでもなかった

『選ばれし子』がその運命を果たすまでの物語

「エンダーのゲーム」予告編 動画

(原題:ENDER'S GAME)




感想(ネタバレあり) ダメダメな子が、実は「運命の子」だと分かった時はいつも感動する


「ロード・オブ・ザ・リング」も、「スター・ウォーズ」も、「ハリー・ポッター」も同じく

「ダメダメだった子」が実は「世界を変える運命の子」だったという『選ばれし子』の物語

このタイプの物語で一番感動するのは、その運命の子が、この映画ならエンダーが、才能を開花させる瞬間。

時には、いじめっ子を倒す瞬間であり、先輩を打ち負かす瞬間であり、運命の人に選ばれる瞬間であり・・

それは、いつの間にか、観ている側が、ダメダメな主人公と、いつもダメダメな自分を重ね合わせていて

主人公が才能を開花させた瞬間、「やっぱりやってくれた」「私にもできる」って勇気づけられているからで、

だからこそ、時代関係なく見ちゃうし、感動しちゃうんだよねぇ

エンダ―のゲーム

もっと、心の奥の奥が観たかった・・・


ただ、このエンダーのゲームで、物足りなかったのは、エンダーの心の葛藤がしっかり描き切れていなかったところで、

本当は、兄弟関係から、学校での人間関係、宇宙へ行ってからの人間関係も、もっと複雑だったはずで、

そこが薄くなってしまったから、どうにも味が薄く感じてしまったところあり

「敵を深く知りすぎるゆえに、結果愛してしまう」

という言葉がこの映画のテーマになっているけれど、

だったらその言葉が表すところをもっと深く描くべきだったかなと思う

そうすれば、ラストのエンダーの行動は、もっと深いところで納得できたんじゃないかな

エンダ―のゲーム2


まぁ、でも、ハリソン・フォード(「エアフォース・ワン」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」「ブレードランナー」)、ベン・キングスレーっていう重鎮たちの力もあって、

退屈することなく最後まで見られた

もしかして、小説の方が面白いのかもなぁ

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