とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:青春



アンセル・エルゴートクロエ・グレース・モレッツ共演の映画「クリミナル・タウン」を映画館で観た。

友人を殺された高校生が事件の謎を探るクライム・サスペンス。



満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

「死」と向き合うことで子供から大人へ成長していく高校生を描いたサスペンスタッチの青春映画。

サスペンスというには鋭さが欠けるけど、人の死を受け入れられないのは子供で、受け入れられたら大人という描き方は面白かった。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『クリミナル・タウン』予告編 動画

(原題:November Criminals)



更新履歴・公開、販売情報

・2018年9月6日 映画館にて鑑賞。

・2018年9月20日 感想を掲載。

・2019年1月9日 DVD、ネット配信、共に販売開始。

・2019年7月27日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

作品情報はこちらから。
 ↓
「クリミナル・タウン」公式サイト

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キャスト&スタッフ


出演者



…(「リンカーン」など)



監督

〇サーシャ・ガバシ


2017年製作 アメリカ映画



映画「クリミナル・タウン」



あらすじ

ワシントンD.C.で暮らす高校生のアディソン(アンセル・エルゴート)は、友人のケビンが銃殺された事件にショックを受ける。

しかし、警察は「麻薬を売買しているグループの抗争に巻き込まれた事件」として、捜査を打ち切ってしまう。

ケビンが麻薬ディーラーの抗争に巻き込まれるはずがないと思ったアディソンは、ガールフレンドのフィービー(クロエ・グレース・モレッツ)と共に、独自に事件の捜査を開始する…。



映画「クリミナル・タウン」



感想


この映画の感想は、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。


クリミナル・タウン (2017)


★★★☆ [70点]「「死」を受け入れて人は大人になる」


これ、割と評判の悪い映画で 「つまらないのかなぁ~」と心配しながら行ったら、そんなにつまらなくもなかった。

むしろ、それなりに楽しんで帰ってきた。



翌年、大学進学を控えた高校生のアディソン(アンセル・エルゴート)と、フィービー(クロエ・グレース・モレッツ)は、同級生のケビンが殺された事件を不審に思い、独自に聞き込みを始める…。



このアディソンとフィービーが迎えている高校最後の年の11月は、大学への進路を決める年

彼らは、願書を大学に送り、合否判定を待っている状態であり、年齢的にも子供から大人へ成長する思春期のど真ん中。

つまり、最も精神的に不安定な時期なのである。



その時に起きたのが、同級生ケビンの殺人事件だった。

大学からの合否待ちのアディソンは、まるでとりつかれたように、ケビン殺人犯探しに夢中になっていく。



そんなアディソンを観ながら、私は彼が「死」そのものを理解し、受け入れようとしているんだなと思った。

その事件のちょうど一年前、アディソンのお母さんが突然死している。

しかし、彼は、その母の死を受け入れられずにいるのだ。



そこへ、ケビンの事件が起きる。

アディソンは、ケビンの死の謎を解明すれば「死」というものを理解できる気がしているように見えた

彼は、その時まだ、大人への成長の過程にいたのだ。



そして、アディソンは「大人になるということは、とてもリスキーで痛みを伴うものだ」とわかったはずだ。



この映画は、デビッド・ボウイに捧げられている

それは、世界中の人々が彼の死を受け入れられずにいることを示している



ただ、非常に残念なのは、アンセルもクロエちゃんも、どんなに頑張っても、高校生には見えない。
クロエちゃんはまだしも、アンセルは厳しすぎる

キャスティングはもう少しがんばって欲しかったと思う。


Posted by pharmacy_toe on 2018/09/11 with ぴあ映画生活





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アメリカ映画の「キックス」を映画館で観た。

カリフォルニアの低所得者層の住宅街で暮らす少年ブランドンが、ストリートで成長する瞬間を描いた作品。


満足度 評価】:★★★★☆

アメリカの貧困層で暮らす少年が大人になる瞬間を描く。

たかがスニーカーの奪い合いのために、銃が使われ死者が出る。

それが彼らのコミュニティの現実。

そのすさみっぷりに驚き、そんな社会で学んで大人になる彼らのたくましさを感じた。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『キックス』予告編 動画

(原題:Kicks)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年1月7日 映画館にて鑑賞。

・2019年1月17日 感想を掲載。

現在、全国順次公開中。詳しい劇場情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
 ↓
映画『キックス』オフィシャルサイト



キャスト&スタッフ


出演者

〇ジャキング・ギロリー

〇クリストファー・ジョーダン・ウォーレス

〇クリストファー・メイヤー

〇コフィ・シリボエ

マハーシャラ・アリ
…(「スパイダーマン:スパイダーバース」(声の出演)、「アリータ:バトル・エンジェル」、「グリーンブック」、「ドリーム」、「ムーンライト」、ドラマシリーズ「ルーク・ケイジ」、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」など)


監督・脚本

〇ジャスティン・ティッピング


2016年製作 アメリカ映画



キックス




あらすじ


15歳のブランドン(ジャキング・ギロリー)は、どうしてもジョーダンのキックス(スニーカー)が欲しくて、使わずに貯めていたお小遣いを全てつぎ込んで買ってしまう。

しかし、みんなの憧れのそのスニーカーは地元の不良に目をつけられてしまい、奪われてしまう。

どうしても、そのキックスがあきらめられないブランドンは、取り返すために、不良の住む家へと向かうのだが…。



キックス2




感想(ネタばれあり)


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。


キックス (2016)


★★★★ [80点]「彼らはストリートで全てを学ぶ」


これは成長の痛みを感じる青春ものだった。



主人公の少年ブランドンは、貯めていたお小遣いで、どうしても欲しかったジョーダンのスニーカーを買う。

しかし、買ったばかりのスニーカーは町の不良に奪われてしまう。

そこで、ブランドンは友達を連れてスニーカーを取り戻しに行くのだが…



たかがスニーカーの奪い合い

だけど、それがきっかけで、抗争になったり、銃が出てきたり、死者が出てくる話に発展していく



正直、そのすさみっぷりには、マジかよってビビってしまうけれど、それが、アメリカの貧困層の現実なんだなと思った



その中で、主人公のブランドンは少年から大人へと成長していくのだけど、そのためには、様々な痛みを伴うことになる。

それが日本人だったら、社会へ出て、責任を負うことを知り、時に失敗しながら、大人へと成長していく。

しかし、この映画に登場する少年たちは、それをストリートで学んでいく



奪われたものは自分の力で奪い返すこととか、自分の身勝手で友達を巻き込んだら、その友達を傷つけられた落とし前は自分でつけるとか。

そうして痛みを感じながら、彼らは大人になっていく。



それは、まるでヤクザの世界に似ているけれど、彼らが暮らしているコミュニティこそが、そういう世界なのだ。

だから、そんな社会で生き残っていくために、彼らはそうやって、自分の力を見せつけていくしかない。



ヘタレの私は、絶対、そんな地域から抜け出したいと思ってしまうけど、彼らはそこ以外に住める場所がないのだ。

そこから抜け出すには、バスケ選手や、ラッパーになって成功するしかない。

そんな、アメリカのブラックコミュニティの現実を見せつけられた作品だった。

追われても、痛めつけられても、這い上がる

そうやって、彼らは大人になっていくのだ


Posted by pharmacy_toe on 2019/01/16 with ぴあ映画生活



キックス3







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アネット・ベニング主演の映画「20センチュリー・ウーマン」を試写会で観た。

1970年代のアメリカを背景に、3人の女性にお世話をされながら成長していく少年の姿を描く。


満足度 評価】:★★★★☆

時にはクスッと笑いながら、しかしその中に共感する要素もあり。

母親っていうのは、誰にとっても奇妙な存在であり、と同時に偉大で、愛さずにはいられない唯一無二の存在なんだなと再認識した作品だった。


「20センチュリー・ウーマン」予告編 動画

(原題:20TH CENTURY WOMEN)



「20センチュリー・ウーマン」予告編 動画

・2017年5月29日 試写会で観た感想を掲載しました。

・2018年6月3日 WOWOWでの放送(21時より)に合わせて、加筆・修正しました。

現在、ネット配信・DVD共に販売中です。


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キャスト&スタッフ


出演者

アネット・ベニング
…(「キャプテン・マーベル」、「Dear ダニー 君へのうた」、「あの日の声を探して」など)

エル・ファニング
…(「メアリーの総て」、「パーティで女の子に話しかけるには」、「夜に生きる」、「ネオン・デーモン」、「マレフィセント」など)

グレタ・カーウィグ
…(<出演作>「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」、「マギーズ・プラン-幸せのあとしまつ-」、「フランシス・ハ」、<監督作>「レディ・バード」など)

ビリー・クラダップ
…(「エイリアン:コヴェナント」、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」、「スポットライト 世紀のスクープ」、「君が生きた証」など)

〇ルーカス・ジェイド・ズマン

監督・脚本

〇マイク・ミルズ

2016年制作 アメリカ映画



20センチュリー・ウーマン


あらすじ


1970年代のアメリカ。

シングルマザーのドロシア(アネット・ベニング)は、一人息子のジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)が思春期を迎え、どう育てて良いか分からない。

そこで、ジェイミーの幼なじみであるジュリー(エル・ファニング)と、間借り人のアビー(グレタ・カーウィグ)にジェイミーの世話をしてくれるようにお願いする。

その話を聞いて、母の身勝手な行動に反発するジェイミーだったのだが…。

20センチュリー・ウーマン2


感想(ネタバレあり)


かなり発想がぶっ飛んだ母親・ドロシア登場


70年代のアメリカ。

喫煙者にはまだまだおおらかで、エイズの心配もそれほどなく、インターネットがこの世に登場してなく、TVゲームもまだそれ程普及していなかった頃。

十代の思春期を迎えた少年たちの最大の関心事は、「女性とはどんな生き物なのか??」ということだった。

(そうではなかった方たちもいるかもしれませんが)



この映画は、その世代の少年ジェイミーが、周りの女性たちから大いなる影響を受け、とりわけ、母親からの愛情をタップリ受けて成長していく物語である。



私の同世代の友人の中にも、「息子が思春期を迎えたお母さん」たちがいるのだが、彼女たちの息子が非行に走ることなく普通に育っているだけで素晴らしいなぁと思ってしまう。

なぜなら、私からすると「思春期の男子」の考えていることが全く理解できないからだ。



私はそんな同世代の母たちの話を聞くとつい、

「すごいね。私は思春期の少年たちなんて、何考えているのか分からないよ。真っ直ぐ育っているだけでもすごいよ」

と言ってしまう。



すると、たいてい、そのお母さんたちからは

「私も、あの子が何考えているかなんて分からないよ(笑)」

という回答が返って来る。



どうも母たちは、息子のことが理解できないから当たり障りのないように距離を置いて育てるらしい。

すると、子供たちは好き勝手しながらなんとなく育つという。

はぁ、そういうものなのかと子供を持ったことのない私は、またしても感心してしまう。



この映画の主人公である50代のシングルマザー ドロシアは、息子のジェイミーが思春期を迎えた時、自分の手に余ると思い、ジェイミーの同級生であるジュリーと、同居人のアビーに息子の世話を頼んでしまう

私は、彼女の行動を観た時、若干呆れながらも、「あぁ、そういう育て方もあるのか」と思った。



世のお母さんたちのように突き放してしまうこともできるけど、それではドロシアは心配なのだ。

かといって、煩わしい母親にはなりたくない。

そこで、ジェイミーの周りの女性たちに監視役をお願いするのだ。

どうも、このドロシアお母さん、発想がぶっ飛んでいらっしゃるようだ。



20センチュリー・ウーマン3



「一晩中添い寝してくれる男子」に猛烈に憧れる思春期女子


そこから、女3人、男1人の奇妙な生活がスタートする。

その中で、この映画のとても良いところは、全ての登場人物がとてもイキイキと生活しているところ。

ドロシアはしょっちゅうタバコを吸い、アビーは体のことで悩みを抱え、ジュリーは母親との関係に悩まされている。



みんなそれなりに悩みを抱えながらも、羨ましいぐらいにイキイキしているし、彼女たちの感情がとてもリアルで素敵な女性たちだ。

その中で特に印象に残っているのは、エル・ファニング演じる主人公ジェイミーの幼なじみジュリーだ。



ジュリーは13歳の時に処女を捨て、それから誰とでもセックスをするようになってしまった女の子だ。

しかし、ジェイミーとだけはセックスしようとしない。

もちろん、ジェイミーはやる気満々なのにも関わらず。



私はそんなジュリーの気持ちが分かる気がした。

(私がその年の頃、そんな生活を送っていたというわけではない)



この年頃の女子は、「一晩中添い寝しても、一切身体に触れてこようとしない男性」に異常なぐらい憧れる

それは、思春期女子にとっては「体が目当てではなく、私を大切に思ってくれている証拠」だからだ。

大人になれば、それが「相手のことを好きじゃない証拠」だってことが分かる。



しかし、思春期女子は身体は大人でも、心は子供

そんな彼女たちからしたら「全く手を出さない添い寝男子」は、素敵な男性に見えてしまうのだ。



だから、どんなに仲が良くてもジェイミーとは添い寝しかしたがらないジュリーは、ジェイミーにとっては生き地獄かもしれないけど、やっぱり中身は思春期女子なのだ。

この年頃の微妙な感覚をとてもリアルに、そしてさりげなく描いているところに、この映画の素晴らしさが現れている



20センチュリー・ウーマン5



母が息子に捧げる無償の愛。大人になって分かる愛の偉大さ


そして、なんと言っても、この映画は「母に捧げるラブレレター」である。

それは、監督のマイク・ミルズが母をモデルとして描いたと言っていることからも分かる。



常にタバコをぷかぷかふかしていても、思春期の息子が理解できないからといって息子の世話を他人に任せても、一緒にクラブに行って楽しんじゃうような50代のママなのだ。

家出して帰って来られなくなったら、迎えに来て、頭ごなしに叱らないママなのだ。



このお母さんの凄いところは、いつも明るく元気よく笑っている姿を息子に魅せるその姿

シングルで思春期の息子を育てていることだって大変なのに、いつも明るく元気にしてる

少なくとも、息子の前では



このお母さんは、そこがとても魅力的。

本当は頭の中は悩みだらけだ。

でも、息子のために明るく元気にしているのだ。



もちろん、思春期のぼんくら男子ジェイミーにはそんなことは到底理解できない。

しかし、それこそが母が息子に捧げる無償の愛なのだ。

多くの家庭が息子にとって母がとても偉大で、多くの男子がマザコンに育つのは、大人になると、その「無償の愛」に気付くから。

だからきっと、誰にとっても母はちょっと奇妙だけれど、偉大で、愛すべき存在なんだなと思う。



20センチュリー・ウーマン4



それぞれが自立して逞しく生きていた「20センチュリー・ウーマン」


母が最初に「二人の女性に息子の世話を任せた」時、反発していたジェイミーだけど、アビーからは「パンクミュージックの素晴らしさ」を教えてもらい、ジュリーからは「愛の苦しさ」を教えられ、そうやって彼女たちから影響を受けて成長していく。



それにしても面白かったのは、彼らの中で唯一の男性、ビリー・クラダップが演じるウィリアムの存在感の無さ

本当だったら、ウィリアムがジェイミーに影響を与えて、ジェイミーが成長しても良いのに、私の中のウィリアムのイメージは、一緒に遊んじゃってる感じ。

どうやらその辺に、「男性はいつまで経っても中身は子供」が出ているように感じた。



むしろウィリアムもアビーやドロシアから影響を受けているような感じさえした。

だから、やっぱりこれは70年代を逞しく生きた輝く女性たちを描いた「20センチュリー・ウーマン」なんだなと思った。

男女同権が叫ばれる何年も前から、女性は若い頃から自立して、逞しく生きていたんだな。





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ヘイリー・スタインフェルド主演の映画「スウィート17モンスター」を映画館で見た。

「キラキラ女子」になれない「こじらせ女子」ネイディーンが、高校に馴染めない日々を通して成長していく物語。


満足度 評価】:★★★★☆(4.5)

見始めた瞬間に、気持ちが高校時代に引き戻され、素直になれず、屈折していた高校時代を思い出した。

思春期から大人へと成長していく微妙な心の変化をとても丁寧に描いた作品。

きっと誰もが「私にもそんな頃あったなぁ」と、自分と重ね合わせてしまう部分があるはず。

17歳をとっくに通り過ぎてしまった大人たちにこそ観て欲しい作品。


「スウィート17モンスター」予告編 動画

(原題:The Edge of Seventeen)




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キャスト&スタッフ


出演者

ヘイリー・スタインフェルド
…(「バンブルビー」、「スパイダーマン:スパイダーバース」(声の出演)、「トゥルー・グリット」、「二重逃亡」、「エンダーのゲーム」など)

ウディ・ハレルソン
…(「記者たち~衝撃と畏怖の真実~」、「LBJ ケネディの意志を継いだ男」、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」、「スリー・ビルボード」、「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」、「ファーナス 訣別の朝」など)

〇キーラ・セジウィック
…(「崖っぷちの男」など)

ブレイク・ジェナー
…(「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」など)

ヘイリー・ルー・リチャードソン
…(「スプリット」など)

〇メレディス・モンロー

監督・脚本

〇ケリー・フレモン・クレイグ


2016年制作 アメリカ映画

スウィート17モンスター

あらすじ


17歳の女子高生ネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)は、人気者の兄ダリアン(ブレイク・ジェナー)と仲が悪く、学校にも馴染めない。

そんな中、クリスタ(ヘイリー・ルー・リチャードソン)だけは、ネイディーンにとって幼い頃からの親友だった。

しかし、ある時、ダリアンとクリスタがダリアンの部屋で寝ているところを見てしまい、その時からクリスタとの友達関係も崩壊してしまう。

さらにクリスタはダリアンと付き合うようになってから、彼女たちが軽蔑していたようなキラキラ女子と仲良くするようになり、ネイディーンは一人ぼっちになってしまう。

唯一、ネイディーンの話を聞いてくれるのは、高校の歴史の教師ブルーナー先生(ウディ・ハレルソン)だけになってしまい…。


スウィート17モンスター2


感想(ネタバレあり)


「こじらせ女子」に高校時代の苦い思い出へと引きずり込まれる


親友に彼氏ができてしまうと、これまで感じたことのなかった心の距離ができて寂しくなってしまう。

親に「あれをやれ、これをやれ」と言われると、逆にやりたくなくなる。

自分と違って社交的な兄が羨ましくて、嫌いになってしまう。

女の子たちとつるむのがめんどくさくて、つい、一人ぼっちになってしまう。

自分が高校生だった頃、そんな経験はないだろうか。



この映画には、そんな「女子高生あるある」がいっぱい詰まっていて、1つ1つ心の引き出しを開けてはその頃の思い出を確かめるようなそんな映画だった。



主人公のネイディーンは17歳の高校生。

素直に笑うことができず、オシャレでかわいい「キラキラ女子」にもなれず、ハリネズミのように常に針を尖らせては周りと距離を置き、言ってはいけないことを言っては人間関係をこじらせてしまう。

そんな「こじらせ女子」だ。



彼女の言動を観ていると、こちらも高校時代に引き戻されてしまう。

そんな映画だった。



スウィート17モンスター5



世界は自分を中心に回っている思春期時代


今思えば、女子高生は「普通に笑っているだけで可愛いという特権」を持っている時代だ。

ファーストフード店で働く女子高生なんて、普通に注文を受けてレジ打ちしているだけで可愛い子たちがいっぱいいる。

しかし、女子高生たちの内心は思春期を迎え、「素直に笑うことができない」という複雑な精神状態にいる。



だから残念なことに「ただ笑っていればかわいい」という特権に気付かず、「自分は他の子たちに比べたら可愛くない」、「周りの人たちは私のことを嫌っている」という謎のネガティブワールドに入り込む

それが、女子高生たちの思春期の姿なのだ。



ネイディーンがそのネガティブワールドに入り込んだのには、彼女なりの理由がある



小学生の頃、同級生の女子たちに服装がダサいと言われ、パーマをかければ失敗し、顔にニキビができてしまう。

そんなことを気にせず付き合ってくれるのは親友のクリスタだけだったのに、クリスタとは兄とのことで仲違いしてしまっている。

もうそれだけで、「学校に行きたくない理由」になる。



そんなネイディーンに追い打ちをかけるように、片思いのニックにエロメッセージを誤送信して勘違いされるという最悪のミスをしてしまう。

これは100%「家に帰りたくない」理由になる。



つまり、身体は大人でも心は大人になりきれない彼女たちは、自分を中心にして世界が回っている

だから、ちょっとしたことで(例えば顔にニキビができた時)、世界の全てが崩壊してしまうのだ。

大人はそれを「そんなことで」と笑うが、世界崩壊の危機を迎えた彼女たちにとっては「そんなこと」では済まされない一大事なのである。



スウィート17モンスター3



人は周りの人にもそれぞれの世界をあることを知って大人になる



そんな彼女たちにも「大人」へと成長していく時が来る

それは、世界の中心にいるのが自分ではないと気付いた時である。



ネイディーンにとって気付きの瞬間とは、家に帰ることができず、ブルーナー先生の家に行った際、兄のダリアンが迎えに来た時である。

この時ネイディーンは、ダリアンがネイディーンとクリスタの関係を引き裂いてしまい、どうやったら二人の関係を元に戻すことができるかと頭を悩ませていたことを知る。

だからこそ、何も言わずに家を飛び出したネイディーンに対し責任を感じ、クリスタと共に思い当たるところを探し回っていたのだ。



その時、ネイディーンはダリアンにはダリアンの世界があることを知る

そして、ネイディーンはそれまで自分のことしか考えていなかったことを恥じるようになる

この時のネイディーンの心の変化は、なんともこそばゆいというか、見ていて気恥ずかしいものがある。

みんなそうやって、大人への階段を少しずつ上ってきたからだ。



スウィート17モンスター4



人に思いやりの言葉をかけた時、新しい世界の扉が開く


本当は、ネイディーンの周りは敵ばかりではなく、味方ばかりなのだ。

社交的で要領が良いダリアンも、親友のクリスタも、歴史のクラスでいっしょのアーウィンも、歴史の先生のブルーナーも、みんなネイディーンのことを心配している。



ネイディーンが思春期ゆえに、その気持ちを素直に受け取ることができず、変化球で返していたからこじらせていただけなのだ。

周りの人たちにも、それぞれの世界があって、人は互いを思い合って生活していることに気付いたネイディーンが向かった先はアーウィンのいるところだった。

ネイディーンは、自分にとってアーウィンが一番の理解者だということに気付いたのだ。



そして、アーウィンにおめでとうの一言を言った時、ネイディーンには新しい世界への扉が開く。

それが、彼女が大人になった瞬間だった



この映画は、ただ思春期の女子高生を面白おかしく描くのではなく、成長していくところまで見守っているのが良いなと思った。

また、彼女たちの微妙な心の変化をとても丁寧に描いているのは、脚本、監督共に女性のケリー・フレモン・クレイグが手掛けているからだろう。

「バージン・スーサイド」以来、久々にリアルで生き生きとした女子高生を見た作品だった。



スウィート17モンスター7


(おまけ)元こじらせ女子登場


ちょっとネタバレになってしまうけど、ブルーナー先生の自宅へ行った時、かつてTVドラマ「ドーソンズ・クリーク」でこじらせ女子大生を演じていたメレディス・モンローが出てきた時は、「えぇぇぇぇぇぇーーーっ」と思った(笑)

さらに、その時の彼女が

私も若い頃はいろいろ大変だったけど、今はとても幸せよ

っていう気の利いたセリフを言った時には大きくのけ反り、きっと、ケリー・フレモン・クレイグ監督も「ドーソンズ・クリーク」ファンだったに違いないと確信した(笑)

これは私たち世代に対する、ささやかで楽しいプレゼントだった。

 ↓ 「ドーソンズ・クリーク」時代のメレディス・モンロー
スウィート17モンスター6






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リチャード・リンクレイター監督の映画「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」を試写会で観た。

野球で奨学金を受けて大学入学が決まったジェイク。彼の大学生活がスタートするまでの3日間を描く。

満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

懐かしい音楽をバックに、おバカで楽しい大学の思い出話を観ているような作品。

他の何事にも代え難い美しく輝く大学の日々。

観終わった後に、晴れやかな心で笑顔になってしまう。そんな映画だった。


「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」予告編 動画

(原題:EVERYBODY WANTS SOME!!)




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キャスト&スタッフ


出演者

ブレイク・ジェナー
…(「スウィート17モンスター」など)

ゾーイ・ドゥイッチ
…(「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」、「ダーティ・グランパ」など)

〇タイラー・ホークリン

〇ライアン・グズマン

グレン・パウエル
…(「ドリーム」など)

〇ウィル・ブリテン

監督

リチャード・リンクレイター

2016年製作 アメリカ映画


あらすじ


1980年の夏。ジェイク(ブレイク・ジェナー)は、野球の奨学金を得て大学へ入学。

大学生活が始まる3日前。

ジェイクは野球部のメンバーだけが入れるハウス(寮のようなもの)へ引っ越しを済ませる。

その日、野球部のハウスではパーティを開くといい、彼は他のメンバーたちと一緒に大学の女の子たちを誘いに出かける。

そこで、ジェイクは演劇を専攻している女の子ビバリー(ゾーイ・ドゥイッチ)と知り合う。



エブリバディ・ウォンツ・サム



感想(ネタバレあり)


バカだった自分の懐かしさがよみがえる


楽しかった大学時代の4年間を3日間に凝縮

毎日パーティ三昧の大学生たち。

ひたすらバカなこと言って、やってる大学生たちが描かれる。

そんなバカな大学生たちを観て、あぁ懐かしい!!と思う。



ってことは、私もバカな大学生の1人だったってことなんだけどね。

久しぶりに大学時代の友人たちが集まって、あの頃の音楽をBGMにアルバムを開きながら、あの時はあぁだった、こうだったと懐かしい思い出話に花が咲く。

そんな思い出話を寄せ集めたような作品だった。



私たちもそうだったけど、大学生って無敵なんだなぁ。

怖いもの知らず。

その馬鹿さ加減がとっても楽しい映画「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」だった。



エブリバディ・ウォンツ・サム3



BGMは1980年必聴プレイリスト


もしも、昔の出来事に浸りたかったら、当時好きだった音楽を聴けばいい

大好きだった音楽は、頭の奥の奥の方に隠れてしまった思い出をいとも簡単に引きだしてくれる

当時好きだった人、食べ物、ファッションや趣味、夢中だったこと、楽しかった思い出たち。

次から次へと湧いてくる。



この映画「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」のBGMは当時(1980年)の大学生たちの必聴プレイリストだ。

ロック、ポップス、ヘビメタ、ラップ、そしてカントリーまで。



ちなみに、タイトルの「EVERYBODY WANTS SOME!!」はヴァン・ヘイレンの曲のタイトルから来ている。

私も、オープニングから「マイ・シャローナ」で始まって、いきなりハイテンション!!

もしも私が、自分の大学時代のプレイリストを作るとしたら、マライア・キャリー、Boys II Men、ホイットニー・ヒューストンなどなどだったはず。

それがまた、当時の香りや時代を感じさせる効果抜群

非常に大切な演出の1つとなっている



エブリバディ・ウォンツ・サム2



頭の中は野球と女の子だけ


この映画に登場するのは、野球と女の子のことしか頭にない男子生徒たち。

彼らアメリカ人が天才的だなと思うのは、初対面の人とすぐに友達になれること

それも、まるで昔から知り合いだったみたいに



主人公のジェイクも、寮に入ったその時から、すぐに他の部員たちと友達になってるのがすごいなぁと思った。

先輩・後輩が関係ないからなのかなぁ。

なんで、こんなに簡単に友達になれるんだろう、それもすごく親しい友達。

そんなわちゃわちゃが楽しそうだと思った。



エブリバディ・ウォンツ・サム7



シェアハウスの寮が楽しそう!!


日本の大学とは違う寮の雰囲気も楽しそうだった

大学からちょっと離れた場所に立つ一軒家を寮の代わりにしている。

まさにシェアハウス。



ただし、野球部のメンバーしか住むことができない。「酒」と「女」は禁止

もちろん、そんな約束を守れるはずもなく、当然のようにルールを破っている。それどころかマリファナまでやっている

レコードを借りたり、家の中で卓球をしたり、まぁ時々マリファナ吸ったり。



大学時代にこういう生活を経験しているから、アメリカ人は家やアパートをシェアしたりすることに抵抗がないんだろうなぁ。

マリファナはいらないけど、みんな家族みたいで楽しそう

でも、ちょっとパーティをやり過ぎね(笑)



エブリバディ・ウォンツ・サム5



初日は入学式なし!いきなり授業スタート!!


そして、新入生の大学生活がいきなり授業から始まっていることにびっくりした!!

入学式とか、オリエンテーリングとか一切なし



受ける授業とか、専攻とかは入学前までに全部済ませて、初日の1限目から授業。

えぇーーーっと思った。入学式はないの??(笑)



なるほど、どおりで生徒の親が来ちゃう日本の大学の入学式が不思議がられるわけだ

これはちょっとした衝撃だった。

「大学は勉強するために通う場所だ」ということを改めて知らされる瞬間だった(笑)

いやーー。しかしハードだなぁアメリカの大学って。



エブリバディ・ウォンツ・サム6



監督・脚本は「6才のボクが、大人になるまで。」のリチャード・リンクレイター。


1960年生まれのリンクレイター監督は、野球の推薦で大学に入学したものの、後にケガで引退したという

ということは、この映画「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」は、監督の思い出話であり、プレイリストというなのだろう

おバカな大学時代だったんだなぁ~。



ってことは、さらに邪推するなら、野球一筋だったリンクレイター監督を映画の世界に引き込んだのは、この映画のゾーイなのか??フフフ

そう思うと、なんだかちょっとむずがゆい。

リチャード・リンクレイターの他の監督作品には、「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」、「ビフォア・サンセット」、「ビフォア・ミッドナイト」、「スクール・オブ・ロック」など


エブリバディ・ウォンツ・サム4



懐かしい音楽を聴きながらおバカな思い出に浸るべし


おバカだった青春時代がきっと誰にもあるはず

この映画「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」は大学時代の話だけど、高校時代の人もいれば、専門学校の人もいるし、会社の寮の人だっているかもしれない。

だから、この映画を観たらきっと、そのバカだった自分を思い出して思わず笑ってしまうはず



あの頃には二度と戻れないけど、他のいつの時代にも変えることができない「美しかった日々」を切り取って作品にした映画だった

素敵な音楽を聴きながら、楽しかった思い出に浸りたい

そんな人におススメの映画だ。





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ジェイク・ギレンホール主演の映画「ムーンライト・マイル」をWOWOWで観た。

婚約者を亡くした青年が、彼女の家族と過ごすうちに迷いの中から本当の自分を見出し、大人へと成長していく物語。

満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

若いうちはいろいろ迷うし悩むし、本当にやりたいことなんて分からないよね。

それは良く分かるけど、かといって、ガツンと心に残るものもない作品だった。


出演ジェイク・ギレンホールダスティン・ホフマンスーザン・サランドン、エレン・ポンピオ、ホリー・ハンター

監督・脚本:ブラッド・シルバーリング 2002年製作 アメリカ映画

「ムーンライト・マイル」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:MOONLIGHT MILE)




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あらすじ


ジョー(ジェイク・ギレンホール)の婚約者であるダイアナは、近所のファミリーレストランで起きた銃撃事件の流れ弾に当たって亡くなってしまう。

彼は、彼女の葬式に参列し、それ以来ずっと彼女の家族と共に暮らしている。

不動産業を営むダイアナの父ベン(ダスティン・ホフマン)は、以前よりダイアナとしていた「ジョーがベンの仕事を手伝う」という約束を守り、葬式の翌日からジョーを連れて歩くようになっていた。

文筆業をしているダイアナの母ジョージョー(スーザン・サランドン(「ニューヨーク、愛を探して」など))は、ダイアナの死から立ち直ることができず、まだタイプライターを打つことができずにいた。

ムーンライト・マイル

感想(ネタバレあり) 若い頃は、きっと誰もが意志が弱く悩んでいた


まだ20代の頃、「あなたのやりたいことは何ですか」と聞かれると、「うーーーん」と悩みこみ、頭を抱え、やりたいことがあっても、キチンと自分の口で説明することができない。

たとえ何かを言ったとしても、「なぜ?」と聞かれると、「なんとなく…」と答えてしまう。

私にも、そんな意志の弱い時代があった。

今はやりたいことがたくさんあって困っているのに(笑)

この映画「ムーンライト・マイル」を観ていて思い出したのは、そんな若い頃の意志の弱かった私だった。

それから随分月日が経ち、今になれば、当時の私が、なぜすぐに「うーーーーん」となっていたのかが良く分かる。

それは、どれもがやりたいことであり、同時にどれもがやりたくないことだったからだ。

あれもいいけど、これもいい。こっちもやってみたいけど、いろいろ面倒くさい。

それは、まるでこの映画「ムーンライト・マイル」の主人公ジョーと全く一緒だった。

婚約者のダイアナを亡くしたばかりのジョーは、彼女の葬式が終わってからも、彼女の家族と一緒に暮らしていた。

それは、以前から、「結婚したらダイアナのお父さんと一緒に仕事をする」と約束していたからだ。

しかし、実は、ダイアナが亡くなる直前に婚約は破棄していた。

そのことをジョーは「なんとなく」言い出せずにいたため、お父さんのベンとやりたくない仕事をやらされる羽目になっていた。


ムーンライト・マイル2

「臆病な自分」から脱皮する時


若いジョーは、「自分のやりたいことをつき通せば、きっと周りを傷つける」と思い、ダイアナとの婚約を破棄することも伝えるのが遅れ、その結果、ダイアナがベンに伝えるのが遅くなってしまう。

そして悲劇の事件が起きてしまう。

しかし、その「これを言ったら周りを傷つけてしまう」というのは、若者特有の言い訳にすぎない。

そうではない、なんとなく日々に流され、人と対立することを恐れ、臆病になり、その結果、後手に回ってしまっただけに過ぎない。

ただ自分の意志が弱くて言い出せなかったことに対し、「周りを傷つけてしまう」と言い訳しているだけだ。

自分の言動に責任を持ち、発言、行動をするのが大人ならば、ジョーはまだまだ大人になっていない状態だったのだろう。

人に気を使っているつもりで言わなかったことが、結局、後々になってより多くの人を傷つけることになるから、言いたいことは早めにわなければいけない。

ジョーはその時、そのことを学んでいる最中だった。


ムーンライト・マイル3

そして、責任のある大人へ


そんな幼さの残る彼を変えたのは、近所に住む女性バーディだった。

親友と市か思えなかったダイアナに対し、バーディは、本当の女性であり、恋をした相手だった。

ジョーはバーディとの新し人生を切り開くために自分の気持ちに素直になり、全てのことを打ち明けようと決心する。

この、女性に恋をして成長していくところが、なんとも男性らしくて微笑ましい。

女性は、男性と別れて成長する女性が多いのに(笑)

この違いは何なんだろうね(笑)

そして、自分の発言と行動に責任を持ってようやく、自分の気持ちに素直になり、全てを打ち明けることが最善の道で、周りの人たちも幸せにするということを知る。

しかし、ジョーが告白をしてからすぐに、ダイアナの両親が手のひらを返したようにスッキリと前を向き出したのは、ちょっと早急すぎる気もした。

ジョーの告白に対する怒りや葛藤はないのかな??

それはちょっと、あまりにも聞き訳が良過ぎる気もした。

ムーンライト・マイル4

目玉は大物俳優のキャスティング


とはいえ、この映画の目玉は、なんといっても、ダスティン・ホフマン(「ネバーランド」など)、スーザン・サランドンジェイク・ギレンホールの3人の共演だろう。

ちょっと神経質だがアクティブで働き者のお父さんをダスティン・ホフマンが、サバサバとして、ちょっと男っぽく、人に媚びないお母さんをスーザン・サランドン(「ニューヨーク、愛を探して」など)

そして、意志が弱く、何事も迷ってばかりの青年をジェイク・ギレンホール(「ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた」、「ライフ」、「オクジャ okja」、「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」など)が演じている。

またこれが、この3人に合わせて脚本を書いたのか??と思えるぐらい、それぞれにピッタリの演技を見せてくれる。

そして、海外ドラマ「グレイズ・アナトミー」のエレン・ポンピオがジェイク・ギレンホールを大人に変えていく女性の役で登場する。

彼女が映画に出ているのはとても珍しいが、とても印象的で良い役だったと思う。

 ↓ 「グレイズ・アナトミー」のエレン・ポンピオが珍しく映画に出演している
ムーンライト・マイル5

本当はもっと葛藤があるのでは…


きっと誰もが若い時には、迷い、悩み、ハッキリと物が言えない時期を過ごしたことだろう。

そうしているうちに、いつの間にか人を傷つけ、自分がまだまだ子供だったことを、大人になってから知る。

この映画「ムーンライト・マイル」はその成長の過程を描いている。

とはいえ、ダイアナの家族の立ち直りの速さには、ちょっとアメリカ映画特有のご都合主義が見えなくもない。

もっと怒って、その怒りをジョーにぶつけて、発散し、それを受けたジョーも、自分がやった過ちに気付いて共に成長するっていう話だったら、もっと感動したのかもしれない。

自分の子供を失った親の喪失感は、もっと深くて辛いものではないかと思う。



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ヘンリー・ホッパー主演の映画「永遠の僕たち」をNHK BSプレミアムで観た。

「死ぬ」ということに興味を持つ青年と、余命わずかの少女の恋と青春を描く。

満足度 評価】:★★★☆☆

「死」というテーマを扱った映画にも関わらず、決して悲しい雰囲気にはならず、むしろ希望を持てた終わり方が良いと思えた映画だった。


「永遠の僕たち」予告編 動画

(原題:Restless)




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キャスト&スタッフ


出演者

〇ヘンリー・ホッパー

〇ミア・ワシコウスカ


監督

ガス・ヴァン・サント


2010年製作 アメリカ映画



あらすじ


両親を事故で亡くし、高校を退学になった青年イーノック(ヘンリー・ホッパー)の親友はイーノックにしか見えない幽霊のヒロシ(加瀬亮)。

彼の趣味は葬式に行くこと。知らない人の葬式に行き、親族や友人の1人のフリをして弔辞を聞く。

ある時、幼い少年の葬式で、自分と同世代の少女アナベルと知り合う。

アナベルは病気を抱え、余命が3カ月だと宣告されているという。

初めは気の合う友人として会うようになったイーノックとアナベルだったが、次第に愛し合うようになり…。



永遠の僕たち



感想(ネタバレあり)


「死ぬこと」にとらわれる主人公イーノック


なんだかとても不思議な映画だった。

テーマは「死」なのに暗くはなく、むしろ希望を持って終わったところが良かった。


主人公の青年イーノックは、「死ぬこと」に非常に強く興味を持っている。

両親は事故で亡くなってしまい、親友は幽霊のヒロシ。

ヒロシは第二次大戦中に神風特攻隊に所属していたパイロットだ。

イーノックとヒロシは英語で会話をしていて、ゲームをしたり、イーノックが悩みをヒロシに打ち明けたりしている。

趣味は「葬式に行くこと」

見知らぬ人の葬式に行き、友人や親族のフリをして弔辞を聞いている。

この趣味、面白いなぁと思った。

楽しい、楽しくないは別として、呼ばれていない知らない人の葬式でも、いきなり教会に行って、弔辞を聞いたり、家族の様子を見たりすることができるんだと思った。

そうやって、いろんな人の人生を知ることもできるよね。



永遠の僕たち3



「生きる喜び」を感じるアナベル


そんなイーノックが、ある少年の葬式で知り合ったのがアナベルだった。

アナベルは余命が3カ月であり、病院の小児癌病棟で治療を受けている。

彼女にとって、死はとても身近なこと。

そして、毎朝生きていることに喜びを感じている。

彼女のセリフの中で、心に残ったセリフがある

「鳥が朝歌うのはなぜか。朝起きた時生きていることを知り、そのことに喜びを感じているから」

これ、素敵だなぁと思った。

朝の鳥の鳴き声が、生きている喜びの声だと思って聴くと、これまでとは違って聞こえてくるはず。

イーノックが「死」に憑りつかれているのなら、アナベルは「生命」の神秘を感じて日々を生きている。



永遠の僕たち2



辛いのは残された者か、先に逝く者か…


そんな2人が、会うようになってしばらく経つと、次第に愛し合うようになる。

すると、イーノックはアナベルの死を受け入れられなくなってくる。

こんなに愛しているのに、死んでしまうなんて…。

その時、ヒロシから渡された1通の手紙。

それは、ヒロシが「もう二度と戻れない」と思いながら、愛する人に宛てて書いた手紙だった。

しかし、その手紙は渡すことができず、常に大切に持ち歩いていた。

人が死ぬとき、つらいのは残された者か、それとも先に逝く者か。

先に行く者は残していく者に対し、新しい人生を幸せに過ごして欲しいと願う。

その思いを知ったイーノックは、笑顔でアナベルを見送ることに。



永遠の僕たち4



失ってから始まる人生と、亡くなった後に始まる人生


この映画を観ていて思ったのは、「死ぬことは怖くないこと」「きっといつかまた会える」という思いだった。

ヒロシが長い年月を経て「死」にとらわれたイーノックと出会ったように、アナベルも新しい人生が始まり、イーノックもまたアナベルのいない新しい人生が始まる。

両親の死も、アナベルの死も受け入れたイーノックは大人になり、ヒロシとは会わなくなるだろう。

というより、ヒロシがいなくても1人で歩いて行けるようになる。

きっと車にも乗れるようになるし、また新しい恋をするようになる。

それが生きる喜びであり、アナベルがイーノックに遺したものである。

その「生きている喜び」に感謝するところが、この映画の好きなところだった。





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キム・ウビン、カン・ハヌル、ジュノ主演の韓国映画「二十歳」をWOWOWで観た。

高校時代の同級生3人組が二十歳になり、恋愛や将来について悩み成長する姿を描く。

満足度 評価】:★★★★☆

面白かったなぁ。

さすが、今をきらめく若手スターを集めただけに、まぁ輝いている。

彼らそれぞれの「今」にしか出せない輝き、きらめきがここにはある。


出演キム・ウビン、カン・ハヌル、ジュノ(2PM)、チョン・ソミン、チョン・ジュヨン、イ・ユピ、ミン・ヒョリン

監督:イ・ビョンホン 2015年製作 韓国映画

「二十歳」予告編 動画

(原題:스물




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あらすじ


チホ(キム・ウビン(「MASTER マスター」、「技術者たち」など))、ギョンジェ(カン・ハヌル)、ドンウ(ジュノ)は、高校の同級生。

同じ女の子、ソミン(チョン・ソミン)を好きになったことで、親しくなった3人組だ。

いつも、かわいい女の子と付き合うことを妄想しながら高校時代を過ごすが、結局、ソミンと付き合うことになったのはチホだった。

そして、そんな彼らも高校を卒業し、数え年で二十歳に。

チホは裕福な両親のすねをかじり、ギョンジェは大学生に。

ドンウは家が裕福ではなかったが、絵を描くことが好きな彼は漫画家を目指し予備校生に。

いつも楽しい妄想ばかりをして過ごしていた彼らも、そろそろ将来のことを考える時がやってきた…。

二十歳


感想(ネタバレあり) 良いんだ。若いうちなんて適当でいい加減で


あぁーーそうだよなーーー。

私も二十歳の頃は、毎日遊ぶことばかり考えて、酒ばっかり飲んでいた。

泣いたり、笑ったり、ケンカしたり。

そうだよね。二十歳なんてそんなもんだよね。

悩んだり、失敗したりしながら、一生懸命、前に進もうとしている姿がキラキラしていてかわいかった。

いいんだよ。

それで良いんだ。若いうちは適当でいい加減で良いんだよ。

そうやって、肩に手をかけてあげたくなるような青年たちだった。

二十歳3

失敗することは、成長するための栄養剤


でも、彼らたちは気付いていない。

失敗して、傷ついたり泣いたりすることも、大人へと成長していく過程でとても必要なことだということに。

だから、初めて挑戦することに、「失敗したらどうしよう」という気持ちで臆病になっている。

大学へ行くことも、年上の女性に出会うことも、就職することも。

今まで経験がないことだから、自分で壁を作ってしまう。

でも、そのまま突き進んでみたら、実はそんなに大変ではないことに気付く。

彼らはそうやって、「初めてのこと」を1つずつ経験して減らしていく。そんな年頃だ。

いろんな世の中の出来事に、必死で生きて悩みながら突き進んでいく彼らはキラキラと輝いていた。


二十歳2

やりたいことにはドンドン挑戦するべき


私は彼らを観ながら、「たくさん失敗して欲しい」と思った。

人生にはやり直せるチャンスがいくらでもあるけど、若ければ若い程、やり直す時のダメージが少ない。

だから、やりたいと思ったことには、とことん挑戦して、とことん失敗して欲しい。

たくさん失敗すればするほど、失敗することに強くなり、人生も豊かになる。

だから、しっかり前を向いて、どんどん突き進んで欲しい。

ドンウが自分の意図とは違う就職をすることになっても、マンガ家になる夢は捨てなかったように。

ギョンジェが年上の女性との恋に破れた後に、初恋を手に入れたように。

すねかじりのチホが、「映画監督になる」っていう夢に気付いたように。

人は、真っ直ぐ前に進めなかったとしても、行先を見失わなければ、遠回りしてもいつかたどり着ける。


二十歳4

10年後、20年後にまた集まって「あの頃はバカだったね~」と言いながら酒を飲む


物語は、彼らが入隊するところで終わっている。

ここから、彼らの人生第2章が始まる。

高校生の淡い恋は終了し、結婚や仕事について本気で考え始める時が来る。

この映画「二十歳」は、彼らが嫌でも大人になる、その寸前の一番輝く時を美しく切り取っている。

1つ1つのセリフがリアルで共感してしまう。

あぁ、やっぱりこの頃は楽しいよねぇと思いながら、久しぶりに二十歳の頃の友達に会いたくなった。

「あの時はバカだったよねぇ」と言いながら、酒を飲みたい。

そんな気分になった映画だった。



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原田知世主演の映画「紙屋悦子の青春」をNHK BSプレミアで観た。

第二次大戦の末期。愛する人と相思相愛でありながら結ばれることがなかった女性を描く。

満足度 評価】:★★★☆☆

この頃は、そういう時代だったんだと言われればそれまでだけど、あまりにも主人公、悦子の意思の弱さについていけなかった…。

しかし、戦争を扱っている映画にも関わらず、途中笑えるシーンが多くて見やすかったのはとても良かった。


出演:原田知世、永瀬正敏小林薫、本上まなみ、松岡俊介

監督:黒木和雄


「紙屋悦子の青春」予告編 動画





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あらすじ


昭和20年3月。鹿児島の小さな町。紙屋悦子(原田知世)は、技術士の兄、安忠(小林薫)とその妻、ふさ(本上まなみ)と3人で暮らしている。

まだ結婚していない悦子に対し、安忠は後輩の明石(松岡俊介)が、友人の永与(永瀬正敏)を紹介したがっているという。

それも明日、明石が長与を家まで連れてくると言い、奇しくも、その日は兄が熊本の工場へ長期の出張へ行く日だった。

その話を聞いて、ふさは悦子が密かに思いを寄せているのは明石だと安忠に言うが、悦子は、その話を受けると言う…。


紙屋悦子の青春


感想(ネタバレあり) 戦争が引き裂いた二人の想い


戦争によって引き裂かれてしまった相思相愛の若者たち。

主人公の悦子が密かに思いを寄せる明石は、特攻隊の隊員で沖縄奪還の戦いに参戦する予定だった。

つまり、行ったが最後帰ってこない戦いに、明石は旅立ってしまう人だった。

しかし、明石の心残りは愛する悦子の存在だった。

悦子を1人残し沖縄へ旅立つ前に、心から信頼できる友人、永与を紹介する。

彼は飛行機の整備士であり、戦争で命を落とす可能性が低いからだった。

悦子は、その明石の気持ちを全て理解した上で、永与と結婚することを承諾する。

明石が安心して旅立てるように。

最後まで波風を立てずに…。


紙屋悦子の青春2

ほのぼのとした印象があるけど、やっていることはえげつない


これは、2人の若者の引き裂かれた恋を描くことで、

「こんなことが二度と起きてはいけない」

という反戦の思いを込めた映画だ。

戦争さえなければ、2人は愛し合い、幸せな未来が待っていたはずだと。

その思いは分かる。

この物語は、兄妹と、その嫁の明るい会話を中心に描かれているので、そんなに悲惨な印象はない。

しかし、やっていることはかなりえげつない。

「俺は死んでしまうから、俺の友人と結婚してくれ」

そんな話は、ありえないし、ナンセンスだと思った。

紙屋悦子の青春3

主人公の意志の弱さについていけず…


私がとても気になったのは、主人公、悦子の意思の弱さだ。

この時代の女性はこうだったんだ!

と言われれば、それまで。

話は終わってしまう。

しかし、「好きな人」から「友人」を紹介され、「こいつは良い奴だから、こいつと結婚してくれ」と言われ、

その場で「よろしくお願いします」と言ってしまう悦子。

何?それ??

それ程、悲しいことはないのに、躊躇したり、悲しくなったり、心が痛んだりしないのか。

この悦子のあまりにも受動的な態度に、最後まで気が乗らなかった。

紙屋悦子の青春4

男性たちのあまりにも一方的な押し付けに、ちょっと引く…


もしも、それが私だったら、絶対に永与と結婚できない。

少なくとも、戦争が終わるぐらいまでは。

その後、少しずつ永与と知り合って、良いところも知ってなら、まだ分かる。

でも、永与を見るたびに明石のことを思い出すような間柄は辛すぎる。

例え、愛する人から「僕の信頼できる友人と結婚してくれ」と言われても、そんなことは聞けない。

それが戦争なんだよ。と言われても、どうにも、最後まで、悦子の心情を理解して納得することができなかった。

きっと、悦子はそれほど明石のことを好きじゃなかったんじゃないかな。

と、思って納得することにした。

それにしても、あまりのも男性側からの一方的な押し付けに、ちょっと引いてしまった映画だった。



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エレン・ペイジ主演、ドリュー・バリモア監督の映画「ローラーガールズ・ダイアリー」をNHK BSプレミアムで観た。

アメリカの田舎町に住む17歳の少女が、夢中になれることを見つけて成長していく姿を描く。

満足度 評価】:★★★☆☆

各映画サイトで評価が高いので観てみたら、ありがちな青春ものだった。

グッとくるところはあったけど、すごく感動したというわけでもなかった。

出演:エレン・ペイジ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、クリステン・ウィグ、ドリュー・バリモアジュリエット・ルイスジミー・ファロン

監督ドリュー・バリモア

「ローラーガールズ・ダイアリー」予告編 動画

(原題:WHIP IT)





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あらすじ


アメリカの田舎町に住むブリス(エレン・ペイジ)は、17歳の女子高生。

母親ブルック(マーシャ・ゲイ・ハーデン)に強制的に参加させられているミスコンにうんざりしている日々。

そんなブルックは、ある日「ローラーゲーム」の存在を知り、競技を観た瞬間に夢中になってしまう。

自分でもローラーゲームをやりたいと思ったブリスは、年齢を21歳だと偽ってチームの入団テストを受けるのだが…。


ローラーガールズ・ダイアリー

感想(ネタバレあり) 「あぁなんか楽しいことないかな」が口癖の女子高生


「こんな毎日つまらない」「なんか夢中になれることがしたい」と思い続ける田舎町の女子高生が、本当にやりたいことと出会い、それをきっかけに精神的にも成長していく話。

そんな主人公のブリスは田舎町に住む17歳の女子高生。

母親の夢はブリスをミスコンで優勝させること。

しかし、ブリス本人はそんなミスコンの日々にうんざりしていた。

このブリスのような子は、日本にもたくさんいると思う。

幼い頃から親に将来を決められ、なんとなくその敷かれたレールの上を歩いているうちに、「これは、私の夢じゃない」と気付く年頃。

もしかしたら、ブリスのように17歳でそのことに気付けただけでも良かったのではと思う。

そのまま、親の敷いたレールを歩み、大人になってから、「これは私の人生ではない」と気付いた時には遅すぎる。

ローラーガールズ・ダイアリー2

ローラーゲームとは格闘技だった!


ブリスは17歳の時に、ローラーゲームに出会い夢中になる。

私は、この映画を観て初めてローラーゲームという存在を知ったんだけど、ローラースケートを履いた格闘技って感じ(笑)

アイススケートのショートトラックのようなところをローラースケートでグルグル周り、早くゴールした方が勝ち。

チーム戦で、走る人1人と、その他敵チームを妨害する人で分かれて対決する。

妨害する人が走る人が走りやすいように体を張って敵チームをブロックする。

その間をすり抜けて、走り抜けたチームが勝ち。そんな感じのゲーム。

これ、想像以上にバイオレンスだった(笑)

女子同士の格闘技。

あのーー、アイスホッケーのディフェンス並みと言ったら分かりやすいかな。

とにかく、その体力勝負なところにビックリした。

ローラーガールズ・ダイアリー3

何かに夢中になることは、成長のはじまり


ブリスはその清楚なミスコンとは正反対のローラーゲームに夢中になり、自我に目覚めていく。

そういえば、私も17歳の頃は、映画の面白さに気付き始めた頃で、夢中になって新しい映画も古い映画も観たなぁと思う。

その頃から、なんとなく「将来映画の仕事ができたら…」と思っていたよね。

ブリスは大学に進学する気になれず、なんとなく母親から言われるがままミスコンに参加していた。

そこで、ローラーゲームと出会うことで、チームメイトたちの人生を知り、自分は今後どうやって生きていきたいのかを考えるようになる。

そうだよねぇ。この年頃は、そういうことを考える年頃だよねぇと思った。

私も、なんとなく大学を受験しようとは思っていたけど、その後どうしたらいいか分からなかったもんなぁ。

ローラーガールズ・ダイアリー5

悲惨な十代を過ごしたドリュー・バリモアだからこそ描ける作品


そんな青春映画を監督したのは、ドリュー・バリモア

なぜ、彼女がこの映画を撮ったのかを考える。

「E.T.」への出演で有名子役となった彼女だったが、彼女の10代は、飲酒やドラッグと切り離せない日々を過ごしていた。

そんな自堕落な生活の原因が母親にあると感じた彼女は、母親から離れることを決意したとWikipediaには書いてある。

そんなドリュー・バリモアの人生を考えれば、ブリスのように母親から愛され、その庇護から逃げ出そうとする人生は、それだけでも夢のような人生に見えたかもしれない。

こんな風に田舎町で生まれ、平凡な人生を歩んでみたいと願う気持ちから生まれた映画だったのかなと思った。

しかし、作品的には、よくある平凡な青春映画だったと思うけど、ドリューが十代の頃に本当に欲しかったのは、こんな風に平凡でありきたりな人生だったんじゃないかなと思った。

ローラーガールズ・ダイアリー4

これからの人生が不安な十代に観て欲しい映画


「特にやりたことがない」「これからの人生が不安だ」と思う十代の人がいるなら、この映画を観て、「いろんなことに興味を持つ」ことがとても大切だということを知って欲しい。

興味を持ったことがあるなら、積極的に外へ出て、実際に自分の目で体験して、確認してみて欲しいと思う。

いろいろなところへ出かけ、見て、人と出会い、話をしているうちに、いつか本当にやりたいことが見つかるかもしれない。

見つからなくても良い。

学校や近所では出会えない貴重な出会いを経験するだけでも、十代の人にとっては、とても大切な体験になるはずだから。

そして、ブリスのように親の殻をやぶり、自分の人生を歩み始めたら、今までよりもちょっと成長した自分に会えるはず。

その時には、「何か楽しいことないかな」っていう口癖はなくなっているはず。

この映画を観て、私の十代の頃を思い出しながら、そんなことを思った。



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