とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:ALS



ドキュメンタリー映画「ギフト 僕がきみに残せるもの」を試写会で観た。

難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された元フットボール選手のスティーブ・グリーソンが、これから生まれてくる息子のために撮り続けたビデオ日記。


満足度 評価】:★★★★☆

誰にでも、からだの問題や、心の問題、人間関係や仕事のトラブルなどで、死ぬほどつらい時はやってくる

私にも、数年前に、毎晩泣きながら過ごした日々があった。



もしも、このブログを読んでいるあなたが、今、困難から抜け出せず、辛い思いをしているのなら、ぜひ、この映画を観て欲しい

この映画には、『困難に打ち勝つための力』が溢れている



スティーブはALSという難病の診断を受けているけれど、健康な人たち以上に、とても前向きでパワフル。

そんな彼の姿を見ると、私たちは彼を励ますどころか、彼に励まされているように思う

なぜ、彼は難病なのにもかかわらず、そんなにも元気で前向きでいられるのか

その理由を考えてみた。



「ギフト 僕がきみに残せるもの」予告編 動画

(原題:Gleason)




「Gleason」 DVD【輸入版】

Gleason [DVD] [Import]

新品価格
¥2,664から
(2017/8/7 22:56時点)



宇宙空間でALSの治療薬を開発する「宇宙兄弟」(1)

宇宙兄弟(1) (モーニングコミックス)



「宇宙兄弟」コミック 1-30巻セット

宇宙兄弟 コミック 1-30巻セット (モーニング KC)

新品価格
¥18,184から
(2017/8/10 10:53時点)



参考:「閉じこめられた僕 - 難病ALSが教えてくれた生きる勇気」

閉じこめられた僕 - 難病ALSが教えてくれた生きる勇気

新品価格
¥1,620から
(2017/8/7 23:27時点)



キャスト&スタッフ


出演者

〇スティーブ・グリーソン

〇ミシェル・バリスコ

〇ポール・バリスコ

監督

〇クレイ・トゥイール


2016年製作 アメリカ映画



ギフト僕がきみに残せるもの



あらすじ


元アメリカンフットボールのスター選手だったスティーヴ・グリーソンは、体調が悪く、病院に行くと、ALS(筋萎縮性側索硬化症)だと診断される。

そして、その直後に妻ミシェルの妊娠が発覚。

余命わずかと言われたスティーヴは、生まれてくる子供のために、ビデオ日記を残すことにした。



ギフト僕がきみに残せるもの2



感想(ネタバレあり)


スティーヴから元気をもらい、明日から、またがんばろう!と思える


ALS(筋萎縮性側索硬化症)と聞いても、あまりピンと来ない人もいるかもしれない。

病名の通り、筋肉の萎縮と筋力の低下をきたす病気で、徐々に体中の筋肉が動かしづらくなっていく

最終的には、呼吸器の筋肉が動かなくなり、死に至るが、人工呼吸器を付ければ延命も可能




映画ファンなら、「『博士と彼女のセオリー』でモデルになったホーキング博士はALSだ」と言われたら、イメージしやすいかもしれない。

また、映画『サヨナラの代わりに』ではヒラリー・スワンクがALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者を演じていた。

博士と彼女のセオリー』や『サヨナラの代わりに』を見ていなくても、2013年から2014年の間に話題になったアイス・バケツチャレンジという支援活動があった病気だと言われたら、「あぁ、あの」と思う人もいるかもしれない。


ネット配信で観る:Amazonプライム「サヨナラの代わりに」(字幕版)

サヨナラの代わりに(字幕版)

新品価格
¥400から
(2017/8/7 19:20時点)




このドキュメンタリー映画の主人公、スティーヴ・グリーソンは、アメリカンフットボールのスター選手だった。

30歳を過ぎて現役を引退し、一般人のミシェルと結婚。

これから、第二の人生を歩もうとした時、ALS(筋萎縮性側索硬化症)だと診断された。



この映画は、その彼がALS(筋萎縮性側索硬化症)だと診断され、「余命は2~3年だ」と宣告されたところから始まり、家族と共に病気と闘う姿を記録したビデオ日記である。

そう言われたら、「病気ものを見るのはツライ」「そんな映画は耐えられない」と思うかもしれない。

しかし、むしろ、そんな風に心が弱っている人にこそ、この映画を観て欲しいと思う。

なぜなら、私が、この映画を観終わった時には、彼の生きる姿に勇気と元気をもらい、「明日からまたがんばろう!」と思えたからだった。

だから、ツライ毎日を送っている人こそ、この映画を観て、スティーヴとミシェル夫妻から「明日を生き抜く力と元気」をもらうべきだと思う。



ギフト僕がきみに残せるもの4

『息子のために』から始まり、『ALS患者たちのために』へと広がっていく


映画の中のスティーヴはとても前向きでパワフル

もちろん、どうにもならないこともたくさんあって、辛いこともたくさんある。

始めは歩いていたのに、車いすに乗るようになり、次第にしゃべることもできなくなっていく。

それでも、明日への希望を捨てずに生きている。



なぜ、スティーヴはこんなに元気なんだるう…と考えた時、「誰かのために生きる力」っていうのは、絶大な生命力を発揮するんだなと思った

始まりは息子のためだった。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)だと診断され、その直後に妻ミシェルの妊娠が発覚。

しかし、彼の余命は2~3年であり、もしかして、息子に物心がついたときには、彼はこの世にいないかもしれない

それならば、日常のできごとを動画に残しておこうと思った。



そして、彼は、身体が動くうちにトライアスロンに参加したり、妊婦の妻と共にアラスカへ旅行に行き、その全てを動画に残すようにした。

すると、それが思わぬ反響を呼ぶ。

彼と同じようにALS(筋萎縮性側索硬化症)だと診断された人たちから、「私もあなたと同じように旅行がしたい」と言われるようになる。

そこから、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)で苦しむ人たちを励ます活動を始めるようになる。



ギフト僕がきみに残せるもの3



そのパワーの源は「誰かのために」という思い


実際、彼の闘病生活がどれだけ大変なのかと言えば

自力で排便できなかったり、淡を吐くことができなかったり、最終的には、声を出すことができなくなっていく。

やがて、まばたきだけで意志を伝えるようになる。

それはもう壮絶だし、本人も、奥さんも、介護人もとても大変。

でも、それでも必死に生きようとする彼の姿を見ていると、だんだん、私って、すごい小さな世界で生きてるんだなって思うようになってくる。



五体満足に生きているだけで十分じゃんって。



でも、スティーヴの凄いところは、さらに、その先にあった

私にとって、とても衝撃的で印象的だったのは、スティーヴの「今日も誰かを支えることができるかと思うとウキウキする」という言葉だった。

自分は難病で、身体も思うように動かすことができず、しゃべることすらもままならないのに。

誰かを支えたいと思うなんて

その前向きな発想とパワーは、どこからやってくるものなのか。



私は、その彼のパワーの源は「誰かのために」という気持ちにあるんだろうなと思った。

最初は『息子のために』始めたビデオレターが、『他のALS患者の力になる』ことを知った。

それが、「もっとたくさんのALS患者の力になれることをしたい」と思えば思うほど、活動の幅がだんだん広がっていく



たとえ辛いことがあっても、「この辛い経験が他の人を支える力になる」と思えば、「これを伝えるためにがんばろう」という力が湧いてくる

かなりレベルは違うけど、私も、ブログを続けるのが大変だなぁと思う時がある。

そんな時は、「このブログを読んでくれる人がいる。その人のためにがんばろう」と思う気持ちが、書き続けていく力の源になっている。



スティーヴも、「息子のために一日でも長く生きよう」「他のALS患者を支えよう」という「誰かのために」と思う気持ちが、彼の命をつなげる力になっているんだなと思った。



ギフト僕がきみに残せるもの5



スティーヴが人よりも過酷な使命を背負っている理由


私は、『人間はそれぞれ使命を背負って生きているもの』だと思っている。

どんな人にも『生きている意味がない人』などいなくて、きっと誰もが、気付かぬ間に誰かを支えたり、励ましたりして生きている



その考えからすると、スティーヴはアメフトのスター選手になるのと同時に、ALSを発症することが、彼の使命だったのではと思う。

どんなことにも立ち向かう不屈の精神は、アメフト時代に鍛えられたもので、そんな彼だからこそ耐えられたこともたくさんあると思う。

支援活動にしても、知名度のあるスティーヴにしかできないことがあって、彼もそれを自覚しているからこそ、「誰かを支えたい」という気持ちになるし、そのために、もっと生きたいと思う気持ちになれるんだと思う。

もちろん、彼のビデオ日記が映画化されたのも、彼の知名度があってこそ。

そして、彼の思いは海を越え、こうして日本で映画が公開されることになった。

きっと、神様が『彼なら、どんな困難にも耐えられるし、たくさんの人を救うことができる』そう思ったからこそ、スティーヴに過酷な運命を与えんだろうし、彼も神の期待にしっかりと応えている



そう思った時、『では、私に与えられた使命とは、一体何だろうか』と考えた。

それはきっと、こうしてブログで感想を書いて、一人でも多くの人に、この映画を観ていただき、彼らの活動を知ってもらうことなんだと思う。



私はスティーヴ夫妻が、いろんな辛いことを乗り越えて、それでも笑顔で人生を楽しもうとしている姿を見て、「人生って美しいな」と思った

今、人生のどん底にいる人たちも、この映画を観たら、「いつか笑える日が来るんだ」と、思ってもらえるはず

そして、スティーヴが息子にビデオ日記を残したように、一番身近な人のために、何かをしてあげることが、明日を生き抜く力になっていくことを知って欲しい

だから、元気がない人ほど、この映画を観て、スティーヴたちから元気をもらって、「明日から、またがんばろう」と思って欲しい

ちなみに、スティーヴは現在も元気で生活しているとのこと。(2017年8月5日 現在)



<おまけ>映画にすることで支援の輪も広がっていく



上映会に参加したハリウッドスターたち


マシュー・マコノヒー
 ↓
マシュー・マコノヒー


ヴィンス・ヴォーン
 ↓
ヴィンス・ヴォーン


ドラマ「フレンズ」のモニカ、コートニー・コックス
 ↓
コートニー・コックス



↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村





◆「Gleason」 DVD【輸入版】

Gleason [DVD] [Import]

新品価格
¥2,664から
(2017/8/7 22:56時点)



宇宙空間でALSの治療薬を開発する「宇宙兄弟」(1)

宇宙兄弟(1) (モーニングコミックス)



「宇宙兄弟」コミック 1-30巻セット

宇宙兄弟 コミック 1-30巻セット (モーニング KC)

新品価格
¥18,184から
(2017/8/10 10:53時点)



参考:「閉じこめられた僕 - 難病ALSが教えてくれた生きる勇気」

閉じこめられた僕 - 難病ALSが教えてくれた生きる勇気

新品価格
¥1,620から
(2017/8/7 23:27時点)




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


エディ・レッドメインがアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した映画「博士と彼女のセオリー」をWOWOWで観た。

スティーヴン・ホーキング博士が、大学生の頃にALS(筋萎縮性側索硬化症)であり、余命2年と診断されてから、様々な障害を乗り越え世界的に有名な物理学者になるまでを描く。

満足度 評価】:★★★★★

すごく有名な天才というイメージしかなかったホーキング博士が、とても身近に感じられる映画だった。

「生まれた頃から天才」ではなく、「日々を懸命に生きたら天才と言われていた」という描き方にすごく共感した。


「博士と彼女のセオリー」予告編 動画

(原題:THE THEORY OF EVERYTHING)




「博士と彼女のセオリー」DVD

博士と彼女のセオリー [DVD]

新品価格
¥927から
(2016/3/13 20:26時点)



原作本【洋書】「Travelling to Infinity: My Life with Stephen: The True Story Behind the Theory of Everything」

Travelling to Infinity: My Life with Stephen: The True Story Behind the Theory of Everything

新品価格
¥1,108から
(2016/3/13 20:28時点)



あらすじ


ケンブリッジ大学に通うスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)の専攻は物理学。

「宇宙の起源はブラックホールである」という論理を実証する研究をしている。

そんな彼が、同じくケンブリッジ大学に通うジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と恋に落ちる。

二人がデートするようになった頃、スティーヴンは、学内を歩いている時に突然意識を失ってしまう。

病院で様々な検査が行われた結果、診断はALS。

運動ニューロンが侵される病気であり、次第に筋肉が動かなくなり、余命は2年であると診断される。

その診断を聞いたジェーンは、スティーヴンとの結婚を決心する。


博士と彼女のセオリー

感想(ネタバレあり) 物理も数学も宇宙も知らなくていい。彼らの人生の物語


「スティーヴン・ホーキング博士の話かぁ…。理解できるのかなぁ…」

というのが、私がこの映画を観る前の一番の心配だった。

理解できなくて、途中で眠くなっちゃうんじゃないか…なんて、心配をしていた。

しかし、見始めたら、この映画の描く世界にすっかり引き込まれ、開始30分後にはボロボロと泣いていた。

物理学や、宇宙、ブラックホールに関する知識は不要な映画だった。

おかげで、スティーヴン・ホーキングと、その妻、ジェーンの人生に集中して観ることができた。

博士と彼女のセオリー3

ホーキングの「生きる希望」となったジェーン


この映画で描かれるのは、「スティーヴン・ホーキング」という生き方。

21歳でALS(筋萎縮性側索硬化症)で余命2年と診断された時、彼はただの学生であり、世界的に有名な物理学者になるとは誰も思っていなかった。

そんな彼が、その難病をどのように乗り超えたのか。

やはり、この映画を見る限り、一番大きかったのは、奥さんジェーンの存在だったように思う。

彼が「余命2年だ」と言われながら、「人生を共にしたい」と結婚を決意するのは、並大抵の精神力ではないと思う。

彼は、この時は「世界的な天才」ではなく、「余命2年の学生」だったにも関わらずだ。

それでも、強い意志で周りの反対を押し切り、学生結婚をし、スティーヴンの子供を産んだジェーンは、彼に取って、「生きる希望」だったように思う。

博士と彼女のセオリー4

スティーヴンの世界に入り込むことができるジェーンの存在


この時の二人のエピソードで、心に残るのは、ホーキングの理論を聞いた時のジェーンの反応。

ホーキングが、まだ発病する前、有名な数学者の「ブラックホール」についての講演を聞きに行ったホーキング。

その後、自分自身でもブラックホールの成り立ちについて考えた彼は、「全てを飲み込む暗黒であるブラックホール」にも始まりがあり、時間を巻き戻していくと始まりにたどり着くという仮説を立てた。

そして、全ての始まりは、ブラックホールであるという結論にたどり着く。

(「万物の理論(Theory of Everything(この映画の原題))」)

その話をジェーンに説明すると、聡明だったジェーンは、スティーヴンの周りを反時計周りに回り始め、「こうやって時間を巻き戻せばいいのね」と言いだした。

このシーンを観て、「だからジェーンはスティーヴンと一緒にいられるんだ」と思った。

もしも、普通の女の子だったら、そんな話を彼氏がし始めたら、「あぁ退屈な話が始まった」と思うだろう。

「だから、何??」という子さえいるかもしれない。

私だって、「ふーん。そうなんだ。」以上に、話を発展できる自信がない(笑)

でも、ジェーンはスティーヴンの話の意図を理解しただけでなく、彼と手をつなぎながら周りをグルグルと回り始めた。

これは、その「凡人には退屈な話」が、「彼らにとって楽しく美しい瞬間」に生まれ変わった瞬間だった。

恐らく、彼女ほどスティーヴンの頭の中身を理解できる人はいないだろうと思う。

ジェーンはスティーヴンにとって最高の理解者だ。

スティーヴンは、この後ALSから始まる様々な苦悩を乗り越えられたのは、ジェーンの存在なくしてあり得ないと思った。

博士と彼女のセオリー2

人生に境界はない。どんなに辛い毎日でも生きていれば希望はある


私がこの映画の中で最も心を打たれ、何回か巻き戻してみたのは、「ホーキング、宇宙を語る」を書いた後、アメリカに呼ばれて講演をした時の様子だった。

「私たちはこれまで、宇宙の境界はどうなっているかを考えてきた。

しかし、宇宙に境界はない。

同じく、私たちの人生にも境界はない。

どんなに辛い毎日でも、生きていれば希望はある。」

それは、生命維持装置につながれた時に安楽死をすすめられた経験を持つ壮絶な人生を乗り超えたホーキングだからこそ言える言葉であり、私たちの胸を打つ。

時を巻き戻すことで、宇宙や時間の起源にたどり着くことができるように、私たちも時間を巻き戻すことで、人生の始まりにたどり着くことはできる。

しかし、人生とは、本当に最初からやり直したいものだろうか。

辛いことも、悲しいことも乗り超えてこその人生。

辛い日々も懸命に乗り超えることで、希望は生まれるとホーキングは教えてくれる。

本当に素晴らしい演説だった。

博士と彼女のセオリー8

アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したエディ・レッドメイン


主人公のホーキング博士を演じたのは、エディ・レッドメイン

この映画の演技で、第87回アカデミー賞最優秀主演男優賞(2015年)を受賞している。

ALSという病気について、過剰な演技をすることは、同じ病に侵されている人たちにとって、とても失礼なことになるが、彼はすごく自然に演じていたように思う。

そして、どうしても周りの人たちが彼を手助けしたくなってしまう、その愛くるしさもエディ流ホーキングだったように思う。

そして今年、「リリーのすべて」で、2年連続で主演男優賞のノミネートされ、「ファンタステック・ビーストと魔法使いの旅」が公開待機中。

今、最も注目される俳優の一人である。

他の出演作に「ジュピター」など

博士と彼女のセオリー6


スティーヴン・ホーキングの妻、ジェーン・ホーキングを演じたのは、フェリシティ・ジョーンズ

彼女の演じるジェーンは、意志が強く、どんなことがあっても揺るがない姿が素敵だなぁと思った。

他の出演作には、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」、「インフェルノ」、「アメージング・スパイダーマン2」など。

他に、ジェーンの母役にエミリー・ワトソン(「追想」、「やさしい本泥棒」、「エベレスト3D」)や、スティーヴンを見出す教授役としてデヴィッド・シューリス(「フィフス・エステート/世界から狙われた男」、「キングダム・オブ・ヘブン」)が共演している。


博士と彼女のセオリー7

目の前にあることを1つずつ着実にこなしていくことが、その後大きな差になっていく


人が困難とぶつかった時、辛いと思いながら毎日を過ごすのと、辛くても目の前にある課題に着実に向かっていくのとで、人生は大きく変わっていく。

もしも、「余命2年」と言われたホーキングが、絶望して、何も手につかないまま無駄に時間を過ごしていたら、今の成功は無い。

この映画を観ることで、スティーヴン・ホーキングと同じような天才になることはできないけれど、「なぜ彼が成功したのか」について、そのエッセンスを感じ取ることはできる。

そのエッセンスを感じ取った後に、自分の人生にどう生かすのかで、私たちの人生もそれぞれ違ってくると思う。

博士と彼女のセオリー5



↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村



「博士と彼女のセオリー」DVD

博士と彼女のセオリー [DVD]

新品価格
¥927から
(2016/3/13 20:26時点)



原作本【洋書】「Travelling to Infinity: My Life with Stephen: The True Story Behind the Theory of Everything」

Travelling to Infinity: My Life with Stephen: The True Story Behind the Theory of Everything

新品価格
¥1,108から
(2016/3/13 20:28時点)













WOWOW_新規申込 はこちらから







このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


5月21日から公開予定のドイツ映画「君がくれたグッドライフ」の予告編を観た。

ALS(筋萎縮症側索硬化症)と診断された男性の最後の願いは、大好きな仲間たちと旅に出ることだった。

トロント国際映画祭を始め、世界各地の映画祭で高評価だったこの作品の日本公開が決定した。

【観たい度】:★★★★★

わずか2分弱の予告編を観ただけで、泣いてしまった。

すごく観たいなぁ。


「君がくれたグッドライフ」予告編 動画

(原題:HIN UND WEG/TOUR DE FORCE)






人生は良い日ばかりでもないし、悪い日が永遠に続くわけでもない



人生を生きていると、もちろん、良い日もあれば、悪い日もある。

昔は悪い日が続くと、「私はツイていない」とか、「前世できっと悪いことをしたんだ」と考えてたけど、最近は、良い日も悪い日も含めて、人生なんだなぁと思うようになった。

悪い日ばかりが永遠に続くわけではないし、逆に、悪い日があるから良い日の幸せをじっくりと噛みしめることができる。

だから、悪い日があっての良い日であり、良い日も悪い日も含めて人生なんだなぁと思う。

ってことを、この予告編を観て考えた。


君がくれたグッドライフ

「私の人生はとても充実していました」と笑顔で言いきることができるか


主人公のハンネスは、ALSと診断され、最後に大好きな仲間たちと旅に出る。

死を目前にした彼は、「僕の人生は、とても充実いしていた」と笑顔で言う。

その場面を見た時に、もしも、私がこのハンネスのように死を目前にした時に、「私の人生は、これまでとても充実していたよ」と心からの笑顔で言えるだろうかと考えた。

「あれもやりたい」「これもやりたい」と思い残すことがたくさんあるんじゃないかと思う。

そんな、人生に未練たっぷりの私は、この映画を観て、どうやったら、この映画のハンネスのように「私の人生はとても充実してたよ」と言えるようになるか、教えてもらおうと思う。

ちなみに、ALSとは、数年前に「アイスバケツチャレンジ」のチャリティ活動で知名度を上げた病気。

ALSじゃなくても、人生、いつ突然死がやってくるとも限らないから、日頃から、充実した人生を心がけることがとても大切だと思うんだよね。

時には、自分が死ぬときを考えることも必要だと思うんだ。

この映画「君がくれたグッドライフ」の公開は、5月21日より。



↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


ブログネタ
映画の適当な感想 に参加中!
ヒラリー・スワンク主演、11月7日公開予定の新作映画「サヨナラの代わりに」の予告編を観た。

ALSを発病してしまった女性と、彼女を介護する大学生の物語。

ヒラリー・スワンクが東京国際映画祭に来ていると聞いて、なんの作品で来ているのか調べたのが、この映画「サヨナラの代わりに」を知ったきっかけ。

予告編を観ただけで泣いてしまった。

きっと、映画館で観たら、もっと泣いてしまうんだろうけど、観たいような、観たくないような・・・。

でも、すごく気になるんだよねぇ・・・

「サヨナラの代わりに」予告編 動画

(原題:You're Not You)



観る前に読む!「サヨナラの代わりに」原作本【単行本】

サヨナラの代わりに

新品価格
¥1,728から
(2015/10/23 01:11時点)



ALSと言えば・・・


ALSと言えば、去年?一昨年??アイス・バケツ・チャレンジで広くその名が知られた病気と言えば、分かる人もいるかもしれない。

日本語での病名は、筋萎縮性側索硬化症といい、徐々に神経が麻痺していき、やがて死に至る病気で、有効な治療法は確立されていない。

そのALS患者が主人公の話と聞くと、観たくないと思ってしまう人もいるかもしれないけど、予告編を観た感じでは、そんな重い映画のようには見えない。

ALSを発病してしまったけれど、前向きに頑張って生きようとしているように見えるし、笑える要素もいろいろ詰まってそうに見えた。

私が、ヒラリー・スワンク演じる主人公の姿を予告編で観ただけで泣いてしまったのは、ALSを発病してしまったことで、いろいろ諦めなければいけなくなってしまったこと、本当は、生きていくことがすごく怖いこと、前向きに生きられなくなってしまった姿に、心を強く打たれたから。

サヨナラの代わりに

ヒラリー・スワンクとエミー・ロッサム演技派と歌姫の共演


ヒラリー・スワンクと言えば、私にとっては、「ボーイズ・ドント・クライ」と「ミリオンダラー・ベイビー」だけれども、特に、「ミリオンダラー・ベイビー」でも、ヒラリー・スワンクは、半身不随の人を演じてたよねぇ・・・。

「ミリオンダラー・ベイビー」DVD

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

新品価格
¥3,694から
(2015/10/23 01:04時点)



恐らく、彼女は自分が演じる役を選ぶ時点で、弱い立場に置かれている人、というのが判断基準にあるのかもしれないね。

今回の役も、ヒラリー・スワンクだったら、きっと問題なく演じてくれるのではないかと期待する。

そして、彼女のを介護する大学生の役にエミー・ロッサム(「オペラ座の怪人」「COMET/コメット」)

「オペラ座の怪人」DVD

オペラ座の怪人 通常版 [DVD]

新品価格
¥6,100から
(2015/10/23 01:12時点)



エミー・ロッサムの歌声がすごく好きなので、本当は、歌がある映画に出て欲しいと思ってるんだけども、今回は大学生の役ということで・・・。

えーーーーーーーと、もう結構な年だよね・・・(^^;

まぁまぁ、自然に見えてれば問題ないので。

それに、何歳でも大学生になって良いんだし。

エミー・ロッサム、久しぶりなんで、観たいなぁ。

予告編を見る限り、すごく良い感じなので、とても期待大。

サヨナラの代わりに2

認知度を上げるのも大切なことだけど・・・


この映画も、アイス・バケツ・チャレンジと一緒で、ALSを広く多くの人に認知してもらうきっかけになるのが、第一だと思うけど、その内容は、患者の方が見ても、問題無い感じに仕上がっているんだろうか・・・。

そこが一番心配な点。

そして、健常者が日頃から手伝えることがあって、それを提案してくれるような内容になってくれていれば、尚良いけど、どうなのかなぁ・・・。

結末が分かってしまうような気がするので(なんでこんな邦題がついている・・・)、観たいような、観たくないような・・・。

そんな映画「サヨナラの代わりに」は、11月7日から公開予定。

サヨナラの代わりに3

東京国際映画祭レッドカーペットの様子


10月22日 東京国際映画祭 レッドカーペットにヒラリー・スワンクが登場しました。

ヒラリー・スワンクは、この映画「サヨナラの代わりに」が上映予定。



ヒラリー・スワンク インタビュー

(11/4 追記)


「サヨナラの代わりに」の役作りについて、ヒラリー・スワンクへのインタビューをご紹介します。


「役が決まったら、歩き方を考える」とか、


「自分が演じる役は、自分にピッタリあった家を探すようなもの」などなど


興味深いエピソードがいろいろ出ていたので、興味がある方は是非。








↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村



観る前に読む!「サヨナラの代わりに」原作本【単行本】

サヨナラの代わりに

新品価格
¥1,728から
(2015/10/23 01:11時点)









↓ 古本、CD、DVD、ゲーム買取のもったいない本舗





このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック