とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:JFK



ウディ・ハレルソン主演の映画「LBJ ケネディの意志を継いだ男」を試写会で観た。

ジョン・F・ケネディ大統領暗殺後、急遽、大統領に就任することになったジョンソン大統領を描く社会派人間ドラマ。



満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

国民から絶大な人気を誇るJFKの代わりに、急遽、大統領に就任したLBJ 。

そこから彼自身もケネディのように愛される大統領になろうと考え直したところからが面白かった。

政治は国民のものなのだ

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『LBJ ケネディの意志を継いだ男』予告編 動画

(原題: LBJ)



更新履歴・公開、販売情報

・2018年9月26日 試写会にて鑑賞。

・2018年10月12日 感想を掲載。

・2019年9月2日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、ネット配信、DVD共に販売中。詳しい作品情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
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映画『LBJ ケネディの意志を継いだ男』公式サイト

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キャスト&スタッフ


出演者






…(「ヘイトフルエイト」、「マニシスト」など)

監督

ロブ・ライナー
…(「記者たち~衝撃と畏怖の真実~」、「最高の人生のつくり方」など)


2016年製作 アメリカ映画



映画「LBJ ケネディの意志を継いだ男」




あらすじ

1960年、リンドン・B・ジョンソン(ウディ・ハレルソン)は国会の民主党の院内総務として活躍していたが、予備選挙でジョン・F・ケネディ(ジェフリー・ドノヴァン)が民主党代表に選出され、JFKは大統領当選を果たす。

JFKから副大統領に指名されたLBJは、それを受けるが、実際にLBJの意見が反映されることはなかった。

しかし、1963年、ダラスでJFKが暗殺されると、LBJが大統領を務めることになるが、それをよく思わないロバート・ケネディ(マイケル・スタール=デヴィッド)としばしば対立するようになり…。



映画「LBJ ケネディの意志を継いだ男」




感想(ネタばれあり)


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。

LBJ ケネディの意志を継いだ男 (2016)


★★★☆ [70点]「JFK の後釜という苦悩」


切り取る角度を変えると、歴史の違う表情が見えてくる」という歴史の見方の面白さを感じた作品。



まず、LBJ という名前になじみがないんだけれども、それは、リンドン・B・ジョンソン元大統領のこと。

彼は、上院議員の院内総務(一番力のある人)を務めていたため、大統領選挙に立候補するもJFKに負けてしまう。

ケネディとは、全く正反対の意見をもつLBJ だが、ケネディは力のある彼を副大統領に指名する。



ケネディは「敵は外よりも、近くに置いた方がいい」と考えたからだ。

とはいえ、世間が注目するのはJFKで、LBJの意見が反映される機会などない。



ところが、間もなくJFKが暗殺されてしまう。

アメリカでは「ベトナム戦争を長引かせた大統領」という評価を受けたLBJだったけれど、果たして本当にそうだったのか…と、この映画では問いかける



大統領に就任したJFKが推し進めていたのは、黒人の権利を認める公民権であり、国民は「アメリカに差別のない新しい時代がやってくる」と期待していた。

しかし、その、イケメンでスマートなケネディ大統領は暗殺されてしまい、アメリカに「ケネディロス」の波が押し寄せる。



そのケネディの代わりに「正しく法律にのっとって」大統領に就任したのは、南部の田舎町からやってきた保守的なおっさんのLBJだった。

それまでLBJは公民権に反対だったけれど、急遽、大統領に就任したことで、反対を貫き通すか、賛成するかの選択を迫られる



このLBJは、田舎から出てきたおっさん丸出しの古いタイプの政治家で、言うことも下ネタ満載だけれど、どこか憎めないタイプ。

彼は彼なりに、考え方は正反対だけれど、国民から絶大な支持を集めるケネディについて、彼が愛される理由を考え、自分も愛される人間になろうと努力していた

そんな彼の裏側の姿がここでは描かれているから、憎めないんだろうと思った。



「もしも、JFKが生きていたら、もっと違う世の中になっていた」というのは、よく語られることだけど、「もし、この時ジョンソンが違う選択をしていたら」というのは、あまり聞いたことがない。

今、多様性が叫ばれる時代だからこそ、この時のジョンソンの選択について、再考察するべきなのでは…と考えさせられる作品になっている



勉強不足な私としては、ケネディの次はニクソンだとばかり思っていて、このジョンソン大統領の印象がなく、それだけでも、とても勉強になった映画だった。



加えて、そのジョンソンを通して、JFKの偉大さを改めて感じる映画だった

政治とは、権力闘争で勝ち抜くためのものなのか、それとも、国民のためのものなのかを考えさせられる作品だった。


Posted by pharmacy_toe on 2018/09/29 with ぴあ映画生活


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ナタリー・ポートマン主演の映画「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」を映画館で観た。

ジョン・F・ケネディが暗殺されてから、葬儀までの間のジャクリーン・ケネディの実話を映画化。


満足度 評価】:★★★★☆

本物のジャッキーを私はよく知らない。

JFKが亡くなった後に、大富豪と結婚した女性という認識しかなかった。

それ以外の先入観があまりないからだろうか。

<ファーストレディ>という職務を全うするために必死になっていた彼女の生き様に見入ってしまった。

「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」予告編 動画

(原題:JACKIE)




更新履歴・販売情報

・2017年7月20日 映画館で観た際の感想を掲載しました。

・2018年5月27日 WOWOWでの放送(21時より)に合わせて加筆・修正しました。

・現在、ネット配信・DVDにより販売中です。


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キャスト&スタッフ


出演者

ナタリー・ポートマン
…(「プラネタリウム」、「ブラック・スワン」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの逆襲」、「レオン」など)

ピーター・サースガード
…(「マグニフィセント・セブン」、「完全なるチェックメイト」、「ブルージャスミン」、「ブラック・スキャンダル」、「デッドマン・ウォーキング」など)

グレタ・カーウィグ
…(<出演作>「20センチュリー・ウーマン」、「マギーズ・プラン-幸せのあとしまつ-」、「フランシス・ハ」、<監督作>「レディ・バード」など)

ビリー・クラダップ
…(「エイリアン:コヴェナント」、「20センチュリー・ウーマン」、「スポットライト 世紀のスクープ」、「君が生きた証」など)

〇ジョン・ハート

監督

パブロ・ラライン
…(「NO」など)

2016年制作 アメリカ、チリ、フランス合作映画



ジャッキーファーストレディ最後の使命



あらすじ


1963年、ジョン・F・ケネディの妻であり、元ファーストレディだったジャクリーン・ケネディ(ナタリー・ポートマン)の元へ1人のジャーナリスト(ビリー・クラダップ)が訪れる。

彼女にJFK暗殺当時のことを聞くためだった。

彼を家に招き入れた彼女は、取材のメモを全て見せて欲しいという条件の下、当時のことを語り始める…。



ジャッキーファーストレディ最後の使命2



感想(ネタバレあり)


取り巻きに囲まれた中での孤独


この映画から受けたジャクリーン・ケネディに対する印象は、「孤独」である。

取り巻きが大勢いて、常に誰かに監視されているような生活でありながら、彼女の心のうちなど誰も気にかけていない

そんな「孤独」を感じた。



神父の元へ通い、夫婦生活のことまで赤裸々に相談していたのは、他に誰にも語る相手がいなかったことを証明している。

24歳でジョン・F・ケネディと結婚し、31歳という若さでファーストレディになった彼女には、周りの人たちを味方につけたり、心から相談できる相手を常に側に置いておくような処世術は身に着けていなかったのかもしれない。



唯一、心を許せたのは、秘書のナンシー・タッカーマン(グレタ・カーウィグ)だけだった。

それでもやはり、秘書は秘書

ジャッキーの心のうちを全て理解できることはできない。



そんな、ジャッキーの「孤独」を観ていて思い出したのは、マリー・アントワネットだった。

幼くして王妃になった世間知らずのマリー・アントワネットも、本当に心を許せる人がいない寂しがり屋だった。

ファーストレディだけでなく、王妃や皇后といった位に立つ人たちは、見た目は華やかな生活を送っていても、常に多く人囲まれながらも心は孤独という生活を強いられるのだろうと思った。



ジャッキーファーストレディ最後の使命3



職業:ファーストレディ


そんなジャッキーが、まるで寂しさを紛らわすように熱心に取り組んでいたのが<ファーストレディ>という仕事だった。

ジョン・F・ケネディの妻としてというよりも、<ファーストレディ>という任務を与えられホワイトハウスに勤務し、その責務をこなすことに邁進していたような印象だった。



ホワイトハウスが「アメリカで最も素晴らしい場所」であることを演出するために、リフォームに精を出し、世界中の誰もが憧れるような場所を演出する。

テレビの取材を受け、その様子が放送されると、視聴者たちから称賛される。

常に「人々から見られている」という意識を持ち、服装や化粧にも気を使う。

音楽や美術への興味・関心を常に持ち、素晴らしい芸術を国民に紹介する役目を果たす。



ホワイトハウスの内装の美しさも、彼女自身の美しさも、ケネディ家の芸術への造詣の深さも、全てファーストレディであるジャッキーの演出したものだった。



中でも印象的だったのは、ホワイトハウスの中でクラシック音楽の演奏会をしていた時の様子や、大統領執務室の赤いカーペットを彼女が選び、実際に物が届いた時の彼女の満足気な表情だった。

あらゆることに気を配らなければならない忙しい日々

その忙しさが、彼女の「孤独」を紛らわせていたのだと思う。



ジャッキーファーストレディ最後の使命4



妻としての幸せを放棄して取り組んだ思い


この映画はジャッキーの独白という形で描かれているが、その中で気になったことがあった。

最初から最後まで、夫であるジョン・F・ケネディの人間性を称えるようなセリフが一つも出てこなかったことである。

政治家として、また大統領としてのジョン・F・ケネディを称賛するようなセリフはあった。



しかし、夫として、子供たちの父としてのジョン・F・ケネディはどうだったか。

残念ながら、彼の人間性を知るような言葉が出てこない

そこには、JFKとジャッキーの関係性が表れている。



唯一、彼らの夫婦関係について話しをしたのは、彼女が神父に「ジャック(JFKのこと)とは、もうずいぶん長い間ベッドを共にすることがなかった」と言ったところぐらいだろうか。

常に、ジャッキーを取り巻いていた「孤独」も、寂しさを振り切るようにファーストレディとしての職務に全うしていたのも、その全ては、この「妻としての幸せを放棄」したところに起因しているように思えた。



このホワイトハウスで暮らしていた当時は、ジョン・F・ケネディは大統領であり、彼女にとって夫というよりも上司

彼女は妻というよりも、ファーストレディという職業に就いていたと言った方が正しい気がする。



最後の葬式のシーンで、JFKが墓地まで運ばれる間、ジャッキーが他の人たちと共に歩いて墓地まで向かうか、それとも車に乗って向かうのかで、シークレットサービスともめ、彼女自身も迷う場面がある。

結局、彼女はJFKの遺体と共に歩くことを選択する。

それは、それこそが、ファーストレディとしての最後の使命だと思ったからに違いない。

「暗殺されるかもしれない」という恐怖に負けず、逃げも隠れもしない姿を見せることで、アメリカのトップに位置するホワイトハウスの威厳を世界に知らせたかったのだろう。



ジャッキーファーストレディ最後の使命5



ジャッキーがホワイトハウスを「キャメロット」と呼んだ理由


そんな彼女は、ホワイトハウスを「キャメロット」と位置付けていた。

「キャメロット」とは、アーサー王伝説の都の名前である。

民を救う王になる使命を背負って生まれてきたアーサー王の伝説。



ジャッキーがホワイトハウスをキャメロットだと言った背景には、ミュージカルの「キャメロット」をJFKが大好きだったという理由がその一つだ。

ジャッキーの中では、アメリカの歴史の中で伝説として残るJFKを思い描き、ホワイトハウスを「キャメロット」だと位置づけ、伝説の王にふさわしい場所にしなければならないと思っていたのだろう。



だとすれば、JFKは大統領になるべく運命を背負った人間だったとするなら、ジャッキーはそんなJFKを支え、ファーストレディになるべき運命を背負って生まれてきた女性だったのだろう。

その結果、アメリカでは「JFKロス」が続き、いまだに「JFKが生きていたら」と語り継がれる、まさに伝説の存在になった



そんな彼女の「ファーストレディ」としての生き方と、その孤独が痛い程よく伝わってくる映画ではあったが、女性としての幸せは一切感じないという悲しい映画でもあった。

「ファーストレディ」とは、そんな自分の幸せよりも、大統領の妻としての生き方を国民に見せることを優先させる職業なのだろうと思った。





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ジェームズ・フランコ主演のテレビドラマ「11.22.63」の第1話「ウサギの穴 PART1-2」を試写会で観た。

しがない高校教師がダイナーの倉庫からたどり着いたのは、1960年、JFK暗殺の3年前のことだった。

彼は、JFKの暗殺を阻止しようとするが…。

「11.22.63」予告編 動画





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原作本「11/22/63」下

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キャスト&スタッフ


出演者

ジェームズ・フランコ
…(「エイリアン:コヴェナント」、「パーフェクト・プラン」、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」、「オズ はじまりの戦い」、「最後の初恋」、「サスペクツ・ダイアリー」、「バーン・カントリー」など)

クリス・クーパー
…(「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」、「8月の家族たち」、「ザ・タウン」、「シービスケット」、「遠い空の向こうに」など)

製作総指揮

J・J・エイブラムス
…(<監督作>「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「スター・トレック/イントゥ・ダークネス」、「スター・トレック」、「M:i:Ⅲ」(ミッション・インポッシブル3)など <製作のみ>映画「クローバーフィールド/HAKAISHA」、TVシリーズ「パーソン・オブ・インタレスト」など)

原作

〇スティーブン・キング
…(「バトルランナー」)

11/22/63

あらすじ


しがない高校教師のジェイク・エッピング(ジェームズ・フランコ)は、授業に興味のない生徒たちへの授業や離婚して張りのない生活にうんざりしていた。

そんなジェイクが、沈んだ気分になりながらいつものダイナーで食事をしている時、オーナーのアル・テンプルトン(クリス・クーパー)から倉庫へ行ってみろと言われる。

ジェイクはアルに言われるがまま倉庫へ向かうと、なんと倉庫の奥は1960年につながっていた…。

アルはその倉庫を「ウサギの穴」と呼び、そこから1960年に行ってはJFKの暗殺について調査をしていた…。

しかし、アルは健康状態が思わしくないことから、ジェイクにJFK暗殺を阻止の願いを託すのだが…。

11/22/63_3

感想(ネタバレあり)


アメリカ長年抱えるトラウマ「ジョン・F・ケネディ暗殺」


人には誰しも一つや二つトラウマがあって、それを乗り越えないと次に進めず、人間としても成長できない時がある。

アメリカを1人の人と表現するなら、アメリカのトラウマは「ジョン・F・ケネディの暗殺」である。

JFKがいれば冷戦も早く終結しただろうし、人種差別だってもっと早く改善していただろうと、彼が亡くなってから50年も経つのに未だに言われ続けているし、未だにJFK暗殺について映画化されている。

昨年も、「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」が制作されたばかり。

これは、未だに多くの人が「JFKロス」から立ち直れず、「もしもJFKが生きていたら」という幻想を抱き続けている証拠であり、アメリカ人たちの心にトラウマとして残っている証拠である。

そんな「アメリカ人たちの願い」をドラマに託したのが、このテレビドラマ「11.22.63」である。

タイトルの数字は、1963年11月22日ジョン・F・ケネディがダラスで暗殺された日を示している。

原作はスティーブン・キングのベストセラー小説だという。

さすが、ベストセラー作家は人々の心の願いを汲み取るのが非常にうまいし、長年、多くの作品が映画化やドラマ化されてきた彼は「現実ではありえない幻想を叶えるのがエンターテインメントである」ということをよく知っている。

きっとアメリカ人たちにとって、

「もしも、1963年に戻ることができたら、私はJFKの暗殺を阻止したい」

と思う人が多いのだろう。

この物語は、そんなアメリカ人たちの心のトラウマを解消することになるのか、それとも、心の傷をさらに深くすることになるのか。

11/22/63_5

入口はダイナーにある「ウサギの穴」


物語はある一軒のダイナーからスタートする。

そのダイナーの倉庫は、なぜか1960年につながっている。

それは、のび太くんの机の引き出しが未来とつながっているようなものだろうか…(笑)

ダイナーのオーナー アルはそこを「ウサギの穴」(「不思議の国のアリス」から命名?)と呼び、たびたび1960年に行き、1963年11月22日に起こる「ジョン・F・ケネディ暗殺」について調査していた。

しかし、自分の病気が悪化してしまったため、「JFK暗殺の阻止」をダイナーの常連客であるジェイクに託すことになる。

面白いことに、「ウサギの穴」から1960年に行き、どれだけ長い時間を過ごしても現実は2分しか経っていない。

だから、1960年から3年間過ごしても、帰ってくればたったの2分しか経っていないことになる。

最初は半信半疑だったジェイクもアルの話を聴き、自分も「ウサギの穴」を通過して、「JFK暗殺」を阻止しようと思い始める…。

なぜかダイナーの倉庫が1960年につながっているっていうアイディアが面白いなと思った。

微妙に3年ずらして1960年。

ということは、「JFK暗殺」は3年間かけて練られた計画だったのか。

ジェイクが1960年に行くと、そこは大統領選挙の真っ最中で、JFKはまだ大統領に選ばれていない。

しかし、彼をよく思わない人々は既に存在していたということなのか。

そして、「ウサギの穴」

それは、もしもジェイクが暗殺を阻止して帰ってきた時には「JFK暗殺は夢だった」ということになのか。

11/22/63_4


未来を捻じ曲げようする者への神からの嫌がらせ


この物語の原作を書いたのはスティーブン・キングということで、話はサスペンスタッチで進行する。

大量のゴキブリが出てきたり、少年が父親に殴り殺される話が出てきたり、目の前で車が横転し、そこから血だらけの女性が出てきてしゃべったり。

そんな生々しくて不快なシーンがちょいちょい登場する。

しかし、よくよく考えれば、いきなり過去に登場し歴史を捻じ曲げようとし、神様に対し不快な行動をしているのは、ジェイク自身なのである。

そこで、神様はジェイクの企みを阻止しようと、あの手この手でジェイクの行く手を阻む。

このあたりのちょっとゾッとする感じがいかにもスティーブン・キングらしくて、第1話から面白かった。

恐らく、3年後の暗殺阻止に向けて、この「神様の嫌がらせ」がどんどんエスカレートしていくと思われ、ホラー映画好き、サスペンス映画好きからすると、そこが楽しみな点でもある。


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「JFK暗殺」の真相は??


そして、最大の関心は、JFK暗殺の犯人は、本当にオズワルドなのかということ。

この事実とフィクションがクロスオーバーする話で、その辺の事実をスティーブン・キングはどう味付けするのか。

ここにとても興味がある。

そして、「なぜJFKは暗殺されたのか」

事実は、JFKが暗殺されたことと、オズワルドが逮捕されたこと。

そこにどうやってフィクションを肉付けしていくのか。

これはとても気になるところ。

そして、もしも失敗したとしても、もう一回「ウサギの穴」に戻って最初からやり直せばいいのか…。

きっと、そこにはスティーブン・キングなりの「JFK暗殺」に対する思いが見えるはず。

試写会では、「えぇーーそこーー??」っていうところで終了してしまったので、ぜひぜひ続きが見たい…。

この「11.22.63」はDVDレンタルが開始されていて、ネット配信もされているようだから、早く続きが観たい。

→(参考)「11.22.63」ワーナー公式海外ドラマサイト



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